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妊娠が発覚すると、夫(パートナー)や両親、職場などにいつどのように報告するか悩みも出てくることでしょう。夫(パートナー)以外の方には一般的に「安定期に入ってから」といわれることが多いですが、妊娠報告すべきタイミングは相手との関係性や状況によっても異なります。この記事では、相手別に妊娠報告のタイミングと伝え方を紹介します。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
妊娠報告のタイミングの目安は?
まず次の4つのケースに分けて、報告時期の目安とその理由をそれぞれ解説していきます。
1. 夫(パートナー)
妊娠が発覚したら、まずは最も身近な存在である夫(パートナー)に伝えたいという方が多いのではないでしょうか。
夫(パートナー)への報告は、主に次のようなタイミングが挙げられます。
- 妊娠検査薬で陽性反応が出たとき
- 産婦人科で妊娠と診断がおりたとき
- 産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認できたとき
一般的に、お腹の子のパパとなる夫(パートナー)には、妊娠発覚後すぐに報告する方が多いようです。ただし、慎重派の方であれば、産婦人科で妊娠であると診断されたとき、あるいは胎児の心拍を確認できたときが好ましいでしょう。
胎児の心拍が確認できると、妊娠を継続できる確率が上がるといわれているため、心拍確認後に妊娠報告するのも1つです。心拍を確認できる時期の目安は、妊娠6週目以降といわれています。一般的には心拍確認をもって「妊娠確定」と診断されるため、自治体の多くは心拍確認後に母子手帳を交付しています。母子手帳・赤ちゃんのエコー写真と一緒に妊娠報告するのも良いですね。
2. 家族・親戚
家族、特に両親に関しては、両家同時に報告するケースと実の両親・義両親とで報告のタイミングを変えるケースがあります。報告時期をずらす場合は、例えば実の両親には早めに、そして義両親には安定期前後といった具合です。
個人差はありますが妊娠初期は、つわりで苦しむ方が多く、実の両親に早めに伝えておくことで、いざというときに頼りやすくなります。もちろん、義両親との関係性によっては、同様の理由から早めに伝えても良いでしょう。例えば、義両親と同居しているケースなどは、実生活の中で助けてもらう機会が多いのは実の両親よりも同居の義両親かもしれません。早期に妊娠を伝えて、妊娠初期の不安定な時期に頼れる方がいると安心です。
ただし、安定期に入る前など早めに妊娠報告をしてしまうと、万一何か起きたときにも改めて報告が必要になります。その際には再び、どのように報告するかなど考えなくてはならず、自身も落ち込んでいる中で他人にも気を使うなどの負担が生じかねません。両親以外の家族・親戚には、安定期を迎えるまでは必要以上に報告しないというのも1つでしょう。
3. 友達
特に親しい友達には、妊娠を「早く報告したい」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、友達への妊娠報告はより慎重にするのをおすすめします。
妊娠中はさまざまなリスクがあり、何が起こるかわかりません。早く伝えると、万一流産など良くない結果が起きてしまったときにわざわざそれも報告しなければならず負担になってしまいます。また、その友達やパートナーが過去に流産を経験していたり、夫婦で妊活中あるいは不妊治療中など妊娠に関して人知れずつらい思いをしていたりする可能性もあります。流産や不妊治療などはデリケートな話題のため、あまり周囲に公表していないという方もいます。伝えたい気持ちは分かりますが、もしかしたら友達が悲しい出来事を経験している可能性を考え、一定の配慮があると良いでしょう。
妊娠報告をするのであれば、報告時期は早くても安定期以降がおすすめです。また、親しい友達でなければわざわざ出産前に報告しなくてよいのかもしれません。
4. 職場の上司や同僚
妊娠初期はつわりなど体調の変化が特に起きやすい時期です。職場の直属の上司には妊娠がわかったら早めに妊娠報告を済ませ、急なお休みをする場合などに理解や協力を得られるようにしておくと良いでしょう。
上司としては、産休や育休に合わせ、人員配置を考えねばなりません。妊娠報告だけでなく、出産予定日や産休等を取りたい時期を報告しておいたほうがよいでしょう。合わせて、人事や総務へ提出する書類、利用できる制度などを確認してください。
また、体への負担が大きい業務の場合、負担の少ない業務に配置換えを検討してもらうこともできます。安定期に入る前に伝えるのは気が引けるかもしれませんが、自身やお腹の赤ちゃんを守るためにも早めに上司に相談してみましょう。
また、職場の同僚などには安定期に入ってからの報告で問題ありません。噂で不本意に広がってしまうことは避けたいので、同僚への報告は上司への報告をしてからの方が良いでしょう。ただし、体調が安定しないうちは、親しい先輩や同僚に早めに伝えておくとサポートを得られやすいかもしれません。もし、やむを得ず同僚に先に報告する場合は「上司には自分から言うので、周囲には内緒にしておいてほしい」などと伝えましょう。基本的には自身の体調の様子を見ながら報告時期を検討すると良いでしょう。
友達への報告と同様、上司や同僚の中には流産を経験した方や、妊活中・不妊治療中の方もいる可能性があります。周囲への配慮は忘れないようにしましょう。
妊娠報告をする際の伝え方
続いて、実際に妊娠報告する際には、どのように伝えたら良いでしょうか。相手別の伝え方や注意点について紹介していきます。
1.夫への伝え方
妊娠を伝えたときに夫(パートナー)がどんな反応をするのか見たい方も多いでしょう。そのため、直接報告したいと考える方が多いのではないでしょうか。しかし、単身赴任などで別居している場合などは、会って報告するよりも早く伝えたいという思いから電話で伝えるケースもあるでしょう。
伝える際は、言葉だけでなくサプライズの演出を準備してもよいですね。例えば、陽性反応が出ている妊娠検査薬やエコー写真、ベビーグッズ、「赤ちゃんができました」などのメッセージを添えたケーキや料理を出す、などアイデアはさまざまです。
伝え方の例)
妊娠検査薬とベビー用靴下をラッピングしてボックスに入れ、「おめでとう!◯月◯旬にパパになる予定です。これからもよろしくね!」と書かれたメッセージカードを添えてプレゼント風にして渡す。
2.家族・親戚への伝え方
会いに行ける距離に住んでいる家族であれば直接、遠方などで直接の報告が難しい場合は電話やメールなどを使って報告しましょう。親戚の場合は、よほど仲が良いわけでない限り電話やメールなどでも良いでしょう。
実の両親に報告する際には、里帰りを考えているかどうかも伝えましょう。なお、報告のタイミングを両家でずらす場合は、もう一方の両親にはまだ妊娠報告していないことをしっかりと伝えておくことも重要です。余計なトラブルを招かないようにきちんと配慮しておきましょう。
伝え方の例)
実は先日、妊娠◯ヵ月であることがわかりました。出産予定日は◯月◯日で、性別はまだわかっていません。体調はいま現在問題なく、妊娠の経過も順調です。温かく見守ってくださいね。
3.友達への伝え方
妊娠を報告する友達との関係性にもよりますが、直接伝えるもしくは電話やメールで伝える方法などがあります。
友達への妊娠報告時に注意しなければならないのは、その友達の立場を考えることです。なかには、うれしい気持ちを全面に出した妊娠報告を不快に感じてしまう方もいるかもしれません。妊娠でつらい経験をしている人にとっては、もしかしたらあなたからの妊娠報告を素直に喜べない状況かもしれません。
相手の近況を知らされていなかったとしても、友達を不快に感じさせることがないよう言葉選びに慎重になりましょう。うれしい気持ちを全面に出し過ぎないようにすることもポイントです。
伝え方の例)
「久しぶり!元気?ちょっとびっくりするかもしれないけど、実は最近妊娠していることがわかりました。今は妊娠◯ヵ月で、出産は◯月◯旬予定です。また今度、◯◯ちゃんの都合がいいときにご飯でも行けたらうれしいな。また予定を教えてね。」
4.職場への伝え方
上司への報告は、直接口頭で伝える方法がおすすめですが、自身の体調や上司の多忙などで難しい場合は、電話や社内チャットワークツールなどを用いて伝えても良いでしょう。
なお、妊娠の報告とともに、出産前後の働き方の希望についても伝えられると良いでしょう。妊娠を機に退職をするつもりなのか、産休を取得して復帰したいのか、産休はどのくらいの期間取得したいかなどについて、事前に考えておくことをおすすめします。
伝え方の例)
■上司
<口頭>
「現在妊娠◯週で、出産予定日は◯月◯日です。産前は規定通り◯月あたりまで仕事を続けて育休取得後、◯年◯月頃の職場復帰を希望しています。今後の引き継ぎや復帰時期についてご相談させてください。」
<メール>
「私事で恐縮ですが、この度妊娠いたしました。現在妊娠◯週で出産予定日は◯月◯日です。今後の引き継ぎや業務について、別途ご相談させてください。なにかとご迷惑をおかけするかと存じますが、よろしくお願いいたします。略儀ではございますがメールにてご報告申し上げます。」
■同僚
「お疲れ様。忙しいときに私事で恐縮ですが、この度妊娠しました。出産予定日は◯月◯旬です。産休などで迷惑をかけてしまうかもしれず、申し訳ありません。上司には私から伝えるので、周りの人にはもう少し秘密にしておいてくださいね。」
妊娠したら考えるべきこと
ライフステージが変わる大きな節目でもある妊娠・出産を前に、準備すべきことや考えるべきことがたくさん出てきます。出産直前や出産後はじっくり時間をとることが難しくなってくるため、余裕をもって考えられる時間を早めに確保しておきましょう。
1.妊娠後の仕事について考える
妊娠・出産という大きなライフイベントの際には、自分のキャリアを見つめ直すきっかけになります。今の仕事は妊娠中・出産後も続けたい仕事なのか、転職して新たなキャリアを積み上げていくのか、退職して専業主婦として育児に励むのか、さまざまな選択肢があるでしょう。
また、今の仕事を続けたいけれど、妊娠による体調の変化などによって仕事を続けられるのか不安に思う方もいらっしゃるでしょう。仕事で無理をしてしまって自身や胎児の命が危険に晒されては、本末転倒です。「労働基準法」では、妊婦さんが時間外労働、休日労働、深夜業の免除を請求できるとされています。また、体に負担のかからない業務に変えてもらうことも可能ですので、一度、職場に相談してみましょう。
「妊婦さんでも仕事は続けられる?退職を迷うときに読む記事」では、仕事を続ける際に活用できる制度や、退職することにした場合の注意点などを紹介しているので参考にしてみてください。
2.出産前に準備すべきことを把握しておく
妊娠から出産までの期間には、やっておくべき手続きや買っておくべきベビーグッズなどもさまざまあります。また、ベビーグッズに関しては、住んでいる環境や出産時期の季節など、家庭やその赤ちゃんによって必要なアイテムが変わってきます。ベビーグッズは使う期間も限定されているため、いろいろと準備したけど結局使わなかったなんてことも起きやすいものです。
赤ちゃんをお迎えしたときに困ることがないよう、出産までにやるべき手続きや、準備しておくべきアイテムをしっかり事前に把握しておきましょう。
妊娠中〜出産前に準備したいもののリストは、「出産前に準備したい!妊娠中~出産後までにママ・パパがやるべきことまとめ」にて、時期ごとにまとめて解説されています。出産後にやるべき手続きなどもあわせて紹介されているので、ぜひチェックしておきましょう。
また、「育児中に受け取れる手当のすべて」では、育児中に受け取れる手当の種類や受給条件などを、「出産費用が戻ってくる医療費控除とは?対象となるものや申請方法について解説」では、出産にともなう費用負担を軽減できる可能性のある医療費控除について制度の概要や申請方法などを解説しています。出産・育児中は収入が減少する一方で入用が多くなる時期でもあります。制度を知らないことでお金の面で損することがないよう、記事を参考にして制度について理解しておくことをおすすめします。
3.今後かかるお金について考える
子どもが生まれると、これから必要になるお金について不安に感じる方も多いのではないでしょうか。子育てにはさまざまな費用がかかってきますが、その中でも大きな割合を占める「学費」について見てみましょう。
次の表は、幼稚園入園から大学卒業までの間にどのくらいの学費がかかるのかまとめたものです。[参考1]
すべて国公立の場合 | すべて私立(大学は文系)の場合 | |
幼稚園 | 約47万円 | 約92万円 |
小学校 | 約211万円 | 約1,000万円 |
中学校 | 約162万円 | 約430万円 |
高校 | 約154万円 | 約316万円 |
大学 | 約283万円 | 約454万円 |
合計 | 約857万円 | 約2,292万円 |
参考1:
(幼稚園から高校まで)文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します」 p.4
(大学)独立行政法人 日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査結果」 p.11
(国立大学)文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」 p.1
(私立大学)文部科学省「令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金 平均額(定員1人当たり)の調査結果について」 p.1
すべて国公立に進学したとしても、大学まで進んだ場合は子ども1人あたり1,000万円近くの費用がかかってくるため、早いうちから計画的に準備を進めておきたいところです。確実に必要になる教育資金の準備方法としては、手堅い預貯金や学資保険なども1つの選択肢として検討してみましょう。
子育てにかかる費用について、さらに詳しく解説した「子育てにかかる費用はいくら?0歳~大学卒業までの総額をシミュレーション!」では、学費だけでなく養育費も含めた費用総額や、学齢別の費用について解説しています。
また、「保育園にどのくらい費用がかかるのか、認可保育園と認可外保育園、そのほかの保育施設との違いを合わせて解説」では、保育園でかかる費用を、「中学校の学費はどれくらい?公立・私立の費用総額や平均、支援制度について」や、「高校の学費はいくら?公立と私立でかかる費用や支援制度についても解説」では、中学校、高校での学費についてそれぞれ詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
学資保険の活用を検討しよう
学費準備の方法として選択肢の1つに挙げられる学資保険とは、子どもの教育資金を準備することに特化した貯蓄型の保険です。毎月決まった額の保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた進学祝金や満期学資金を受け取れます。また、契約者である親などに万一のことがあった場合、以降の保険料払い込みが不要となる点も学資保険の大きな特徴であり、契約者としては安心できる点です。
フコク生命の学資保険「みらいのつばさ」は、ライフスタイルに合わせて受取方法や保険料の払込期間を選べます。また、兄弟姉妹で加入すると兄弟割引が適用されて、保険料が割安になるメリットもあります。
「みらいのつばさ」は妊娠中(出産予定日の140日前)からでも加入できるため、出産前後の慌ただしい時期に突入する前に、じっくり検討されてみてはいかがでしょうか。フコク生命「みらいのつばさ」の資料請求はこちらからどうぞ。
まとめ
妊娠・出産は人生の一大イベントの1つでもあり、とても喜ばしいことです。妊娠がわかるとついつい気持ちが高ぶってしまって、そのうれしい気持ちを周りの人達にも共有したくなってしまいます。喜ぶ気持ち自体は良いのですが、報告する相手の背景を考えずに報告してしまうとその相手との関係に溝が生まれる可能性もあるでしょう。
妊娠報告は、相手ごとに好ましい報告タイミングや配慮すべき点があります。報告の進め方に明確な正解はないため、基本的には自分や相手の境遇などに合わせた方法で自由におこなえますが、相手や周りの人に配慮し報告すべきかどうか慎重に考えて報告しましょう。
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記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ