老後に人気の趣味ランキングを紹介!楽しみ方や見つけ方、費用についても解説

老後に人気の趣味ランキングを紹介!楽しみ方や見つけ方、費用についても解説

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老後に趣味を持つのは良いことだと何となくわかっているけれど、今までは仕事や家事で忙しくしてきて急に何か始めようとしても何から始めればいいのかわからないという方も多いことでしょう。

この記事では、老後の趣味人気ランキングとその楽しみ方、気になる費用について解説します。あなたの趣味を見つける手助けになれば嬉しいです。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。 法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

老後の趣味はシニアライフを彩る大切な要素

紅葉と老夫婦

老後は自由な時間が増えてきます。その自由な時間をどう過ごせばいいのか戸惑ってしまう方も多いかもしれません。

老後に趣味を持つことは、ただ楽しく過ごせるというだけではありません。

一般社団法人JAGES機構の資料によると、「スポーツ組織へ参加している割合が高い地域ほど、過去1年間に転倒したという前期高齢者の割合が少ない」と報告されています。[参考1]

さらに、「ボランティア活動グループ等の地域組織への参加割合が高い地域ほど、認知症リスクを有する後期高齢者の割合が少ない」とされています。
グループ活動などに参加をしなくても、趣味を通じて楽しく身体を動かしたり、趣味で出会った仲間と楽しく会話をしたりというだけでも類似した場を作ることができるでしょう。

ですが、何を趣味にすればいいのかわからない方もいるかもしれません。
データをもとに人気の趣味ランキングを紹介しますので、参考にしてください。

参考1:一般社団法人JAGES機構「転倒が4倍多いまちがある スポーツ組織への参加割合が高い小学校区ほど転倒率が少ない

老後の趣味人気ランキング

パソコンを打つ婦人

老後に趣味を持つことは、健康寿命を延ばすことや、ストレス発散に効果があります。
また、夫婦で同じ趣味に打ち込むことができれば会話もはずみます。一緒に楽しく過ごす時間が増えることで、良好な夫婦関係を築く手助けにもなるでしょう。

ここでは、ネオマーケティング社の「全国の趣味をもつ60歳以上の男女1,000人に聞いた、シニアの趣味に関する調査」をもとに、シニアに人気の趣味をランキング形式で紹介し、かかる費用と具体的な楽しみ方も紹介していきます。[参考2]

参考2:株式会社ネオマーケティング「6割以上のシニアに趣味友!シニアの趣味に関する調査データをご紹介

第1位:パソコン・インターネット

圧倒的に人気なのはパソコン・インターネットです。
パソコン本体と毎月の通信費以外は費用がほとんどかかりません。

【図1】パソコンにかかる費用

パソコン本体2万円程度~
通信費3,000円~4,000円程度

パソコン本体の購入価格が負担になるという場合は、新品でなく中古でも良いでしょう。中古でも普段使いであれば不便を感じることなく使用することができます。大手通販サイトでパソコンは安いもので2万円台から購入することができます。

毎月の通信費もほとんどの場合が定額で使い放題。住んでいる地域や、戸建て・マンションなどで条件は変わってきますが、おおよそ通信費は月額3,000円~4,000円です。

ただし、あまり詳しくない人は通信方法(インターネット接続方法)と本体の購入を合わせてお店に相談をすることをおすすめします。
パソコン・インターネットを趣味にすれば、オンラインショッピングが楽しめます。 また、情報収集や動画視聴など、インターネット上にあるさまざまなコンテンツを楽しめることも、支持されている理由と言えるでしょう。

第2位:旅行(日帰り含む)

第2位は、日帰りも含めた旅行です。

ネオマーケティング社の調査によると、旅行に関する考え方は、「旅行に出かけた先では、温泉などにつかってのんびりしたい」、「旅行やレジャーに、多少お金がかかっても仕方がないと思う」「旅行ではあちこちまわらずのんびりしたい」という意見が上位をしめており、旅行をするならお金をかけてでものんびり過ごしたいというニーズが多いようです。[参考3]

シニア世代におすすめの国内外の旅行先については、「老後は海外移住したい!人気の国と実現するための方法は?」と「老後に移住するならどこがいい?人気の地域や物価を紹介!」も参考にしてください。

参考3:株式会社ネオマーケティング「6割以上のシニアに趣味友!シニアの趣味に関する調査データをご紹介

第3位:読書

国立青少年教育振興機構の「1ヵ月における読書数の調査」では、全世代のなかで60代が、「1ヵ月全く本を読まない」と答えた比率が最も少ない年代でした。


【図2】60代の月間読書数

60代の月間読書数のグラフ

「1ヵ月に読む本の数」は、1冊が22.0%、2~3冊が20.6%、4~5冊が4.9%、6冊以上8.4%と回答。4冊以上本を読んでいる人が全世代で最も多いのが60代という結果になりました。

同データの「本を読む理由」を見ていくと、時代の動きや流行を知るためや、趣味でやりたいことがあるためという理由が他の世代よりも高い数値を示しています。純粋に時代に取り残されないように勉強をしたい、または自分の趣味について勉強したい、もっと上手になりたいから読書をするという傾向があるようです。

第4位:映画鑑賞

映画館が積極的に50歳~60歳の年齢層に対してシニア割という割引を導入しているため、映画は人気が高いと考えられます。
大手シネコンのシニア割を含む料金は次のとおりです。

【図3】映画にかかる費用

夫婦どちらかの年齢が50歳以上の場合2人で 2,200円
60歳以上1人 1,200円

などおおよそシニアの映画館入場料は1,100円前後に設定され、通常価格より大きく割引されていることが多いようです。

第5位:音楽鑑賞

音楽鑑賞に関しては、CDやラジオで音楽を聴く場合や、コンサートや演奏会で音楽を楽しむなどさまざまなケースが考えられます。

音楽は曲にあわせて身体を動かすことで認知症の維持や改善に大きな効果があるとされています。自分の好きな音楽でリラックスすることもできますが、適度に運動も取り入れて身体の健康にも役立てていきましょう。

現在は、月額料金を支払うことでスマートフォンやパソコンからストリーミングで音楽を楽しめます。

【図4】音楽にかかる費用

音楽配信サービス/月1,000円程度
スピーカー1,000円程度~

大手音楽配信サービスの月額料金は、1,000円程度となっています。
スピーカーの価格は幅があり、安ければ1,000円でも販売されています。もし音質にこだわるのであれば、オーディオショップに足を運んで実際の音を聴いてみましょう。

老後におすすめの趣味15選

老後の人生をより良いものにするためにおすすめしたい趣味を15個ご紹介します。

ガーデニング・家庭菜園

草花や野菜を育てるガーデニング・家庭菜園は、手軽に始められる上、実益も兼ね備えた一石二鳥の趣味です。庭を持っている方はもちろん、プランターや鉢などを使えばアパートやマンションのベランダなどでも行えます。

料理

料理は非常に奥が深く、食材や調味料にこだわってみたり、これまでチャレンジしたことのないレシピに取り組んでみたりして、その楽しさにのめり込んでしまう方も少なくありません。また、減塩や栄養バランスなどにこだわれば、健康増進にも役立つでしょう。

ゴルフ

仕事の付き合いなどで経験したことがある方もいると思いますが、老後の趣味として挑戦してみるのもおすすめです。打ちっぱなしでストレスを解消しても良いですし、自然を楽しみながらコースを回るのもリフレッシュになるでしょう。

ヨガ

ヨガには心身を整えるはたらきがあると言われており、老後の健康増進にうってつけの趣味です。動きもゆったりしているので、運動経験があまりない方でも取り組みやすいでしょう。
自宅で本やDVDを見ながら始めてもよいですし、スポーツクラブなどに通って手ほどきを受けるのもおすすめです。

ウォーキング・ジョギング

定年退職をした後は、外に出る機会が減り運動不足になる方も多いと思います。そういった方は、ウォーキングやジョギングを試してみるとよいでしょう。

歩きやすい靴と動きやすい服だけ揃えれば、今すぐにでも始められる手軽さも魅力です。景色の良い場所をコースに選べば気分転換にもなるでしょう。

社交ダンス

音楽やリズムに合わせて踊る社交ダンスは、シニアに人気の趣味のひとつです。夫婦そろってスクールなどに通う方も多く、サークルなどに所属すれば同じ趣味を持つ方との交流も楽しめます。

水泳

心肺機能や筋力が衰えてくるシニア世代にとって、水泳は身体機能を効率よく鍛えられるスポーツです。水の中を歩くだけでもかなりの運動量になるので、泳ぎが苦手な方にもおすすめです。

山登り

道中の自然を楽しみながら、山頂まで登り切って美しい景色を眺められる登山は、アウトドアが好きなシニアにぴったりの趣味です。

ただ、体にかかる負担も大きいので、登山用の装備をしっかり調えつつ、最初のうちは簡単に登頂できる初心者向けの山を選びましょう。

eスポーツ

オンラインを通じてゲームの腕を競い合うeスポーツは、若者向けのスポーツというイメージがありますが、実はシニアからも注目を集めています。

ゲームは頭と指先を使うので認知症予防の効果も期待できます。また、チームを組んでプレイすれば他者とのコミュニケーションも楽しむことが可能です。

カラオケ

好きな歌を思い切り歌うのは気分が良く、ストレス解消に持ってこいです。お腹から声を出そうとすると自然と腹筋を使うことになるため、筋トレにもなります。

最近はシニア割引などを行っているカラオケ店も多く、さほどコストをかけずに始められるところも魅力です。

カメラ

日常の何気ない風景から旅行先の景色まで、いろいろな場所でさまざまなシーンを撮影できるのがカメラの特徴です。

後から現像して見直せば、撮影した時の思い出も一緒によみがえり、楽しさや懐かしさに浸ることができます。
カメラは画質にこだわると高額になりますが、スマートフォンやリーズナブルなデジタルカメラであれば、さほどコストをかけずに取り組めるでしょう。

囲碁・将棋

いろいろな戦略を練ったり、相手との駆け引きを楽しんだりする囲碁や将棋は、昔からシニアに根強い人気を誇る娯楽です。仲の良い友人と指しても良いですし、本などを片手にひとりで練習するという楽しみ方もあります。

語学教室・英会話

生涯学習の一環として、シニア世代になってからあらためて英語などの語学を学び始める方もいます。インターネットが普及している今、英語を学習すればネットを通じて海外に友人を作ることも可能ですので、自分の世界を広げるのに役立ちます。

ボランティア活動

自分の住む地域に貢献したい、誰かの役に立ちたいという方は、ボランティア活動に勤しむのもひとつの方法です。ボランティア活動の内容は多種多様なので、自分に合ったものを選べば無理なく続けられます。

誰かから「ありがとう」と感謝されることに喜びを感じ、ボランティア活動が趣味になったというシニアの方も多いようです。

資格取得

老後は時間ができるので、資格の勉強を始めやすい環境が整っています。もともと興味・関心がある資格に取り組むのはもちろん、実用性のある資格を取得すれば、再雇用やパート・アルバイト採用にも有利に働きます。

稼げる資格について、詳しくは「理想の老後を叶えるための、稼げる資格4選!」を参考にしてください。

老後に趣味を持つことで得られるメリット

老後に趣味を持つと、以下のようなメリットがあります。

認知症の予防につながる可能性がある

囲碁や将棋、麻雀、園芸、料理、パソコン、旅行、ウォーキング、水泳、体操、器具を使わない筋力トレーニングなど、脳や体を自立的に動かすことで認知症の予防効果が期待できると言われています。[参考4]

これらは自主的に、しかもコストがあまりかからずに済むため、積極的に取り入れたいところです。ただし比較的健康でないと取り組むことが難しいため、早いうちから認知症の予防として取り入れることがおすすめです。

参考4:厚生労働省「認知症予防・支援マニュアル(改訂版)

新たな人脈を広げることができる

同じ趣味を持つ人とつながりを作れば、現役世代とは異なる新たな人脈を広げることができます。

自宅と職場の往復でなかなか人付き合いできなかった方にとって、新しいコミュニティを作ることは生活にハリを持たせる良いきっかけになります。

ストレスの解消につながる

自分の好きなことに没頭したり、体を思い切り動かしたりすると、溜まったストレスを解消できます。「ストレスは万病のもと」とも言われていますので、心身の健康増進にも役立って一石二鳥です。

自分磨きができる

趣味を極めようとすると、自然と自分のスキルや技術に磨きがかかります。スキルが向上すると自信につながって自己肯定感が高まり、より充実した老後を送れるようになります。

健康を維持できる

趣味を楽しむ生活は、ストレス解消や他者とのコミュニケーションの活性化、運動不足の解消など、さまざまな効果をもたらします。老後は病気やケガのリスクが高まる傾向にあるため、趣味で健康増進に努めれば、いつまでも活動的な毎日を過ごせるでしょう。

老後の趣味のはじめ方・見つけ方のポイントは?

老後に楽しめる趣味のはじめ方、見つけ方のポイントを4つご紹介します。

身近にあるサークル活動やボランティア活動を調べてみる

自治体の広報や地域の公共施設などでは、サークル活動やボランティア活動の情報が掲載されています。情報を調べてみて、興味を引かれたサークルや、ボランティア活動を見つけたら、積極的に問い合わせてみるとよいでしょう。

趣味を持っている友人に聞いてみる

身近なところに趣味を楽しんでいる友人や知人がいたら、どうやって趣味を見つけたか、どんな趣味がおすすめか、など気になることを質問してみましょう。経験者のアドバイスを聞けば、思わぬところで自分にあった趣味を発見できるかもしれません。

夫婦で共通の趣味を探してみる

一人で趣味を始めるのは抵抗があるという方は、夫婦で共通の趣味を探してみるのもひとつの方法です。最も身近にいるパートナーと共通の趣味ができれば、自宅で余暇を楽しんだり、一緒にお出かけして趣味を堪能したりすることもできます。

自分が好きだったことを振り返ってみる

趣味がぱっと思いつかないという方は、これまでの人生を振り返ってみて、自分が好きだったこと、興味を持ったことを思い出してみましょう。最初は趣味と言えるほどではなくても、あらためて取り組んでみると思った以上にはまってしまうかもしれません。

老後の趣味を見つけるために注意すること

老後の趣味を見つけるにあたって、注意すべきポイントを3つご紹介します。

自分にあっている趣味なのかどうか

シニアに人気の趣味だからと言って、必ずしも自分にあっているとは限りません。
また、友人や知人に勧められて始めるのもひとつの手ではありますが、よく吟味したうえで始めてみましょう。

経済的に余裕があるかシミュレーションしておく

趣味のなかには、始めるにも続けるにもかなり費用がかかってしまうものも多いです。
趣味を楽しめるゆとりがあるかどうか、あらかじめシミュレーションしておきましょう。

夫婦、または一人でできる趣味かどうか

自分または配偶者以外の第三者がいないと成立しない趣味の場合、相手と都合が合わないと続けられなくなる可能性があります。
趣味を長く続けたいのなら、身近にいる配偶者と行える趣味か、あるいは一人でも取り組める趣味を探すのがおすすめです。

趣味に使う金額はきちんと決めておこう

がま口財布を持つ手

趣味で老後を楽しく、充実したものにすることはとても良いことです。

しかし、趣味に使う金額はきちんと決めるようにしておきましょう。
ネオマーケティング社の「あなたが1ヵ月に趣味に使う費用をお答えください」という質問に、32.3%が1万円以上と回答しています。[参考5]

受給できる年金額より生活費が上回っていて、毎年貯蓄を取り崩しているような場合はこの1万円の支出はかなり大きいです。
定年後のセカンドライフが始まって間もないころは貯蓄がたくさんあり、取り崩してもあまり気にならないかもしれません。

しかし、身の丈以上に趣味にお金を費やすと、そのしわ寄せが将来やってきて、想像以上に貯蓄額を取り崩していることに気づくことがあります。

趣味を持つことは身体的にも精神的にも良い効果をもたらすので、積極的に取り入れながらも過度な支出は控えるように心がけましょう。 セカンドライフにさしかかった時点で定年後のライフプランを作って、趣味の支出がいくらまでなら大丈夫なのかを確認しておけば、より安心して趣味を楽しむことができます。

参考5:株式会社ネオマーケティング「6割以上のシニアに趣味友!シニアの趣味に関する調査データをご紹介

まとめ

老後は自由な時間を多く持つことができます。

趣味に自由な時間を費やすことは、ただ趣味を楽しむだけではなく、趣味の種類によっては身体的な衰えや認知機能の低下を抑制する効果があります。

ですが、過度に趣味の支出を増やすといつの間にか自分の予想以上に貯蓄額を取り崩してしまうことがあります。
そのため、今回紹介したパソコン・インターネット、読書、映画鑑賞のように、シニアに人気で比較的お金のかからない趣味をぜひ参考にしてください。

早めにライフプランを作り、趣味に費やせるお金をおおよそでも確認しておけば、より安心して趣味を楽しむことができます。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

記事提供元:株式会社ぱむ