新婚夫婦みんないくらくらい貯めている?月々の貯蓄額の目安は?

新婚夫婦みんないくらくらい貯めている?月々の貯蓄額の目安は?

結婚を機に貯蓄を始める夫婦は多いです。

「周りはいくらくらい貯めているのだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。同年代の新婚夫婦の貯蓄額を知ることで、自分たちの貯蓄が多いのか少ないのかわかります。

この記事では新婚夫婦の貯蓄残高や毎月の貯蓄額について解説します。 効率的に貯蓄をしていくためのコツも解説しますので、将来のために無理なくお金を貯められるようになりましょう。

新婚夫婦、みんなはいくら貯めている?

政府統計によると、2019年7~9月期の新婚夫婦の貯蓄額は以下の通りです。

29歳以下:305万円

30歳〜39歳:697万円

この統計は全国平均であり、貯蓄額に関しては地域ごとに異なります。 関東を100とした場合の地域ごとの貯蓄割合は以下の通りです。

【図1】地域ごとの貯蓄割合

そのため、新婚夫婦の貯蓄額は地域別に以下のようになることが予想されます。

【図2】新婚夫婦の貯蓄額(地域別)

東京や大阪などの大都市を要する関東や近畿では貯蓄額が多くなっていますが、北海道や沖縄では、都市部ほどは貯蓄をすることができていないようです。

地域によってかなり偏りがあり、20代・30代の新婚夫婦は多い地域では700万円近く、少ない地域でも100万円程度は貯蓄をしていることがわかります。

20代と30代ではおよそ300万円程度の差があります。

つまり、ほとんどの地域で20代から30代までの10年間に300万円程度の貯蓄をしていることになります。

年間30万円程度貯蓄をしていくことを意識すれば、同世代の平均値と同じくらいの貯蓄ができると考えて問題ないでしょう。

月々の貯蓄額の目安は?

一般的に、月々の貯蓄額の目安は手取り月収の2割といわれています。

手取り収入が20万円であれば、その2割の4万円を貯蓄することを目指しましょう。

ただし、収入の大小によって貯蓄できる割合は異なります。

収入が多い場合には手取り月収の4割程度まで貯蓄に回すことができるでしょうし、収入が少なく生活が厳しい場合には手取り月収の1割程度を貯蓄に回すなど、生活の実態に合わせましょう。

また、闇雲に貯蓄をするのではなく、目標を決めて「目標達成までに毎月いくらの貯蓄をしていくべきなのか」という視点で取り組む方が、効率的に楽しく貯蓄をすることができます。

たとえば以下のように目的と必要額、期限を決めると、自動的に月々の貯蓄額を決めることができます。

【図3】お金を貯める目的・必要額・期限の例

毎月の収入のなかでは目標達成が難しい場合にはボーナス利用も検討しましょう。

銀行には「目的別預金口座」を作成できるところもあります。

貯蓄目的別に口座を分けておくことで、さらに効果的に目的別の貯蓄をすることができますので、「目的別に貯蓄を管理したい」という方は活用してみてはいかがでしょうか。

まずは支出を見直そう

効率よく貯蓄するには、まず支出を見直すことが大切です。

支出は本人の努力で削ることができても、収入は簡単に増やすことができないからです。

そのため、家計の中で「無駄な支出はないか」を一度洗い出すことが目標通りの貯蓄を行うことへのもっとも有効な近道になります。といっても、生活をあまりに切り詰めても、夫婦関係にとってはプラスではありません。

まずは、無理なく削ることができる支出を見直しましょう。

無理なく支出を削ることができるものとして、以下の2つがあります。

●スマホを格安SIMに変える

●保険を見直す

スマホを格安SIMに変えるだけで、ひとり当たりの携帯料金を2,000円〜3,000円程度に抑えることは難しくありません。夫婦合わせて毎月1万円以上の料金を大手キャリアに支払っているのであれば、これだけで1万円近く節約することは可能です。

「格安SIMは電波が悪い」と考えている方も多いようですが、格安SIMにはドコモやKDDIなどの電波を借りて通信し、大手キャリアと何も変わらないものもあります。

また、保険を見直すことも、貯蓄を成功させるポイントの1つです。

たとえば生命保険であれば、掛け捨ての保険にする、遺族年金を考慮して保険金額を減らすなどの方法で保険料を抑えられることがあります。

結婚を機に、保険会社などの専門家に相談してみましょう。

それでも目標の貯蓄額に届かないときは、食費や交際費などの削減に手をつけるのが良いでしょう。 できる限り夫婦が金銭的に揉めることがないよう、最初は携帯料金や保険の見直しで無理なくお金を節約し、次に食費や交際費などで無駄を削減することができないか検討するようにしましょう。

預金以外に貯蓄を増やす方法

預金以外に貯蓄を増やす方法としては、保険や投資などがあります。

投資はリスクがあるものの、長期分散投資であればリスクを軽減しながら高いリターンを目指すことも可能です。

また、子どもの学費であれば半強制的に貯めることができる学資保険がおすすめです。特に「預金だとお金を引き出して使ってしまう」という方は中途解約による元本割れのリスクがある学資保険の方が確実に子どもの学費を貯めることができます。

また、老後資金であれば個人年金保険での貯蓄を検討しても良いでしょう。 保険には様々な種類があり、目的に応じて貯蓄手段として活用することができます。

まとめ

この記事では、新婚夫婦の貯蓄について解説しました。

統計では20代夫婦は300万円程度、30代夫婦は600万円程度を貯蓄しています。まずは、手取り月収の2割を貯蓄に回すことを心がけましょう。

貯蓄に成功するためには目標ごとに毎月貯蓄額や貯蓄残高を管理する方法が効果的です。毎月の収入のなかから貯蓄に回すお金を確保することが難しい場合には、携帯電話や保険の見直しによって、無理なく支出を削減しましょう。 また、効率的に預金を増やしていくため、保険や投資などでの資産運用も検討してみてください。

記事提供元:株式会社ぱむ