終活はどう始めればいい?やり方や準備すべきこと、メリットについて解説

終活はどう始めればいい?やり方や準備すべきこと、メリットについて解説

Instagramキャンペーン開催中
\ 応募はこちらから! /

近年、シニア世代を中心に「終活」というキーワードが話題を集めています。終活にはさまざまなメリットがありますので、将来に不安を感じたり、ライフステージに一区切りついたりした段階で、終活について考えてみてはいかがでしょうか。

この記事では、終活の目的や必要性、終活をするメリット、必要な準備、終活するときのポイントや注意点について解説します。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

終活とは?その目的や必要性

終活とは、人生の終わりを意識しながら、残りの人生を自分らしく生きるために行う準備・取組みのことです。

超高齢化社会と言われる現代日本では、高齢になったときの医療や介護、死亡したときの財産や住まい、相続などの問題が起こりやすい傾向にあります。終活によって、これらの問題を解決するための準備を行っておけば、自分に万一のことがあった場合に家族間のトラブルや、死後の手続きの負担を減らすことが可能です。
また、終活の過程で自分の人生を振り返ることで、残りの人生のライフプランを考えるきっかけにもなります。
終活を行うことによるメリットについては、次節で詳しく説明します。

終活するメリット

終活を行うと、自分や家族にとって以下のようなメリットがあります

家族の負担を軽減できる

自分に万一のことがあった場合、遺された家族は葬儀や墓の手配、相続、遺品整理など、さまざまな手続きに追われることになります。
終活によって、あらかじめ葬儀をどこに依頼するか、財産はどのくらいあるのか、手続きに必要な書類や証書はどこにあるのかなどをまとめておけば、家族の負担を軽減することができます。

トラブルを防げる

終活で正式な遺言書を作成しておけば、自分の死後、相続をめぐって家族間でトラブルが起こるリスクを軽減できます。
終活の過程で家族とよく話し合っておけば、遺言書の内容でもめることもなくなり、スムーズに相続を進めることが可能です。

老後の不安を減らせる

終活とは、自分の死後に関する取り決めだけでなく、残りの人生をどう過ごすか考える機会でもあります。早い段階で終活を行っておけば、老後の生活費をどうするか、葬儀や墓の準備をどう進めていくべきかなどを計画的に考えることができます。
老後の計画を固めておけば、将来について漠然とした心配が少なくなるでしょう。

今後やるべきこと、やりたいことの整理ができる

終活でこれまでの人生を振り返ったり、残りの人生について考えたりすると、今後やるべきことが次第にはっきりしてきます。

「定年退職してやることがない」「老後に備えたいけれど何から始めればいいかわからない」というときほど、終活を始めることをおすすめします。終活は自分の人生を振り返る機会でもあるため、将来の目標や生きているうちにやりたいことが見えてくるかもしれません。「人生でやりたいこと」が見えてくれば、老後に備えるためにはどのくらいのお金が必要なのか、何をしたらよいかが分かるようになるでしょう。

終活はいつから始めれば良い?

終活を始めるタイミングに明確な決まりはなく、何歳から始めてもかまいません。ただ、いつでもOKと言われると、かえって始めるタイミングを掴みにくいという方も多いでしょう。
ここでは参考までに、終活を始めるタイミングの一例を紹介します。

将来に不安を覚えたとき

「病気や事故に遭ったらどうしよう」「老後の生活が心配」など、将来に漠然とした不安を感じたときに終活を始めると、もしもの場合に必要な準備を整えられるので、悩みや不安の軽減につながります。
病気や事故はシニア世代だけでなく、20代や30代など若い世代にも起こり得るので、不安を感じたら年齢に関係なく終活を始めるのがおすすめです。

そもそも終活は人生の終わりだけを意識したものではなく、今後の生き方を考えるきっかけにもなるため、若いうちから始めても有意義なものになります。

還暦を迎えたとき

人生の1つの節目として、還暦(60歳)を迎えたときに終活を始めるという方法もあります。きりの良い年齢でもあるため、あらかじめ「還暦を迎えた日から終活を始める」と決めておけば、計画的に終活を開始できます。

定年退職したとき

定年退職すると、ライフスタイルや人間関係ががらりと変化します。終活は今後どのようなセカンドライフを送るべきか考えるきっかけにもなりますので、定年退職後にできた時間を有効活用して終活を進めていきましょう。

子育てが終わったとき

子育てが完了して子どもの手が離れると、お金や時間の使い方が変わってきます。
また、子どもを一人前に育てたという達成感から、新たな目標を設定したいと思う人もいるようです。
終活でこれまでの人生を振り返りつつ、今後何をしたいのか、何をすべきなのかを真剣に考えることで、新たな目標やお金・時間の使い道が見えてくるでしょう。

健康面で不安がでてきたとき

「健康診断で要経過観察、要再検査と言われた」「何となく体調が優れない」など、健康面で不安がでてきたら、万一の場合に備えて終活を始めるのがおすすめです。
終活で医療や介護に関する自分の意思をまとめておけば、いざというときに家族へ負担をかけずに済みます。

終活に必要な準備

終活を始めるにあたって必要な準備を7つのポイントに分けて解説します。 

必要な物・不要な物を整理しておく

自宅に物が溢れていると、自分に万一のことがあったとき、家族が遺品整理に苦労することになります。あらかじめ必要な物と不要な物を仕分けして、不要なものを処分しておけば、遺品整理もスムーズに進みやすくなります。万一はいつどこで起こるか分かりませんから、一度整理したら年末に大掃除を兼ねて物の整理をするなと、継続できるとよいでしょう。

お墓や葬儀について調べる・準備する

自分の葬儀をどこで行うのか、葬儀費用はどこにどのくらい準備してあるのか、お墓はあるのかなどの情報をまとめておくと、残された家族の負担を減らすことができます。お墓や葬儀のプランにはさまざまな種類がありますので、自分の希望や予算に合ったものを検討しましょう。
併せて、葬儀の形式や参列者などの希望も取りまとめておくと安心です。

介護や医療に関する自身の希望をまとめる

大きな病気を患ったり、介護が必要な状態になったりすると、自分の意志や希望を満足に伝えられなくなる可能性があります。
意思疎通ができなくなった場合のことも考慮し、もしもの場合にどんな医療・介護を受けたいのか、具体的な希望をまとめておきましょう。

財産の整理や相続、遺言書を作成しておく

現在保有している財産の情報を整理し、だれにどのくらい相続するのかを検討しておきます。法的な効力を持つ遺言書を作成しておけば、分割協議でもめるリスクを減らすことが可能です。
遺言書の作成を士業に頼む場合は、依頼先を探す準備も行う必要があります。

デジタルデータの整理をする

パソコンやタブレット、スマートフォンなどの電子端末を使っている場合は、それらに保存されたデジタルデータの整理も進めておきましょう。必要なデータはただ残しておくだけでなく、後から家族が見たときにどの情報なのかわかる形に編集しておくことが大切です。
大切なデータが埋もれてしまわないよう、不要なデータは早いうちから削除しておくとよいでしょう。

なお、電子端末にロックをかけている場合は、解除に必要なIDやパスワードなどをメモし、家族がわかる場所に保管しておきましょう。これらは大事な個人情報ですので、普段は他人の目に触れない場所で管理しておくことが大切です。

老後のための資産について考える

定年退職後は、主に年金や貯金で生活していくことになります。老後に必要な生活費を試算し、具体的にどのくらいの資産を確保すればよいのか確認しておきましょう。
老後に必要な資金から逆算すれば、毎月どのくらい貯金すれば良いのか判断する材料にもなります。

老後資金について詳しく知りたい方は「老後資金はいくら必要?年金だけでは足りない?金額の目安や備える方法について」をご覧ください。

エンディングノートを作成する

終活の過程で調べたこと、考えたことをまとめておくエンディングノートを作成します。書式や様式、内容に決まりはありませんが、何を書けばよいか迷ったときは、終活に必要な項目を一通り網羅した市販のエンディングノートを使用するのがおすすめです。

エンディングノートの詳しい書き方などは「エンディングノートを書く目的とは?書くべき項目や注意点についても紹介」を参考にしてください。

終活するときのポイントや注意点

終活を行う上で押さえておきたいポイントや注意点を解説します。

エンディングノートと遺言書の違いを理解しておく

エンディングノートに、自分の財産や死後の相続の希望について記載するのは自由です。

しかし、エンディングノートに法的な効力はないため、相続トラブルを回避したいのなら、民法で定められた規定に則って正式な遺言書を作成する必要があります。[参考1]
エンディングノートと遺言書はあくまで別物と考え、必要に応じて各々作成しておくことが大切です。

参考1:e-Gov法令検索「民法

終活そのものに不安を感じたら家族や周りに相談する

終活を進めていくと、自分だけでは解決できない問題や課題が出てくることがあります。そんなときはひとりで悩まずに、家族や周囲にいる人に相談しましょう。他人の意見やアドバイスを聞くことで、良い解決策を見つけられたり、悩みが解決したりすることも少なくありません。

そもそも終活はひとりきりで進めていくものではなく、自分のまわりにいる人の意見や気持ちも考えながら行うものですので、不安や迷いを感じたら周囲の助けを借りましょう。

保険の見直しも検討しておく

老後の医療費や介護費、死後の葬儀費用などをまかなうために、各種生命保険に加入している方も多いでしょう。ただ、必要な保障はライフステージや家族構成などによって変化しますので、終活を機に保険を見直してみることをおすすめします。

独身時代や子育て中に加入した保険を放置していませんか?一般的には結婚をしたら家族への責任が増えますし、子育てが終わったらお子さまの教育費や生活費の分は保障をとってもよいでしょう。

フコク生命は、将来のリスクに対する備えについて、公的保障を含めた収支シミュレーションをもとに、わかりやすくお伝えするサービス「ライフコンパス」をお届けしています。
あなたの「ちょうどいい安心」をご自分で考えるのは難しいものです。保険について気になることがあれば、フコク生命のお客さまアドバイザーにぜひご相談ください。

インターネットでのお問合わせ:https://www.fukoku-life.co.jp/customerservice/inquiry/input

まとめ

終活は、自分に万一のことがあった場合の家族の負担を減らすほか、自分の今後の人生を考えるきっかけにもなる活動です。終活は一般的に、将来に不安を感じたときや、定年退職を迎えたときなどに始めるケースが多いですが、実際は年齢に関係なく、若いうちからスタートしても良いものです。

早いうちからコツコツ進めていけば、将来への備えをしっかり準備できると同時に、自分のやりたいこと、すべきことも明確になってきますので、積極的に終活を始めてみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ