同棲中のお金の管理はどうすべき?管理する方法やコツを紹介

同棲中のお金の管理はどうすべき?管理する方法やコツを紹介

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結婚前に同棲を考えるカップルも多いのではないでしょうか?2人で一緒に生活するのは楽しいものですが、悩みがちなのがお金の管理です。本記事では、同棲カップルのお金の管理について説明します。お金のことでトラブルにならないよう、生活費の管理方法やコツを知っておきましょう。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

同棲する際にお金の管理が重要な理由

結婚している夫婦の場合、生活費を出し合う義務(婚姻費用分担義務)が民法で定められています。[参考1]一方、同棲カップルは法律上他人であるため、生活費の分担について明確なルールがありません。お金の管理方法を決めておかなければ、トラブルになってしまう可能性があります。

同棲中にお金の管理をしていないと、以下のような問題が起こる可能性があります

参考1:e-Govポータル「民法 第七百六十条

1. 金銭感覚や価値観のズレが出てくる

お金の使い方には、その人の考え方や価値観が反映されます。洋服やかばん、化粧品などにお金をかける人、レジャーや外食など楽しむことにお金をかけたい人、趣味や勉強のために多くのお金を使う人などさまざまです。無駄なお金は一切使わない人もいれば、お金があるとどんどん使ってしまうタイプの人もいます。

金銭感覚や価値観の違いが大きければ、結婚しても問題が起こることが多くなります。同棲中からお金をきちんと管理していれば、お金について話し合う機会も増え、価値観のすり合わせができます。

2. どちらがどれくらい使ったかで不平不満が生まれる

同棲中のお金のルールを決めておかなかった場合、「収入は相手の方が多いのに、自分の方が多くお金を出している」「自分は節約しているのに、相手は高いものを買ってくる」などの不平不満が生まれやすくなります。

お金の管理方法やルールを決めておけば、生活費を公平に負担できます。将来に向けての貯金もしやすくなり、お金のことでトラブルになることも防げるでしょう。

同棲中に起こり得るお金に関するトラブル例

同棲中にお金の管理が重要な理由を説明してきました。ここからは、お金の管理をきちんとしなかった場合、どんなトラブルが起こり得るのか、具体例で見てみます

1. 自分ばかりが負担している

お金のルールを決めていない場合、気が付いたら自分ばかりが生活費を出しているということになりがちです。収入が同程度で生活費を折半している場合でも、片方の奨学金の返済費が含まれているなどの事情があれば、不公平に感じることもあるでしょう。

同棲中は結婚している夫婦のように配偶者控除や家族手当を受けられるわけではありません。給料が変わらないのに相手の生活費まで出していると、自分の支払いができなくなってしまうこともあります。お金の負担が公平でないと感じたら、2人の関係もギクシャクしてしまうでしょう。

2. 相手が何にお金を使っているか把握できない

毎月使えるお金は限られています。収入の中から必要な生活費を支払った上で、将来に向けて貯金もしなければなりません。相手が何にお金を使っているのかわからなければ、お金を無駄なく計画的に使って、貯めることができなくなってしまいます。

同棲を始めて最初のうちは、大きな問題は起こらないかもしれません。しかし、無計画にお金を使っていると、やがてトラブルになる可能性が高いでしょう。

3. 相談もなく大きな買い物をしていた

同棲を始めると、相手のお金の使い方が目に見えてしまいます。たとえ財布が別であっても、相手が相談なしに車などの大きな買い物をした場合、「将来のための貯金がなくなるのでは?」と不安になるでしょう。

生活費を出し合っている場合でも、勝手に高い家電製品などを買われてしまうと、納得がいかないことがあります。同棲中であっても、相手に相談なく大きな買い物をするとトラブルになってしまうのです。

4. お金が貯まらない

結婚の前段階として同棲を始めるなら、将来の生活のために貯金も必要です。お金の管理をきちんとしていなければ、貯金ができなくなってしまいます。

挙式費用など結婚そのものにもお金はかかりますが、その先にもさまざまなライフイベントがあります。そろそろ結婚したいと思っても、お金が全く貯まっていなければ、いつまでも実現できないため、トラブルにつながりやすくなるでしょう。

5. 自分がパートナーとの将来を考えられない・パートナーが将来を考えていない

将来のことを考えて同棲を始めたけれど、お金については具体的に考えていなかった場合もあるでしょう。自分は将来を考えているのに、パートナーが何も考えていないと失望するケースもあります。

お金の問題により、2人の関係に亀裂が入ることも考えられます。すれ違いを解消できなければ、別れにつながることもあるでしょう。

同棲前に話し合っておくこと・決めておくべきこと

同棲中にお金の管理をすることは重要です。ここからは、同棲にあたって話し合うべきことや決めておきたいことについて説明します。

1. 同棲する際にかかる費用を把握しておく

まず、二人暮らしの場合、どれくらいの費用がかかるのかを知っておきましょう。総務省がおこなった2023年度の「家計調査(家計収支編・二人以上の世帯)」によると、民営借家に住む二人以上世帯の1ヵ月の消費支出の平均は29万7,081円となっています。内訳は、以下のとおりです。[参考2]

【民間借家に住む二人以上世帯の1か月の消費支出】

分類金額
食料7万1,923円
住居6万5,290円
光熱・水道2万817円
家具・家事用品1万1,041円
被服及び履物8,796円
保健医療1万2,327円
交通・通信3万8,588円
教育7,158円
教養娯楽2万2,302円
その他の消費支出3万8,839円
合計29万7,081円

参考2:総務省「2023年 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 第3-7表

なお、このデータには3人以上世帯も含まれています。また、子どものいない同棲カップルの場合には教育費はほとんどかからないため、支出金額はやや少ないかもしれません。とはいえ、食品や日用品が値上がりしていることも考慮すれば、やはり月30万円程度はかかると考えておきましょう。

2. お金の管理方法を決めておく

毎月かかる生活費をお互いがどう負担するかを決め、お金を管理する方法について話し合います。生活費の管理方法には、いろいろなパターンがあります。一般的によく利用されているのは、以下のような方法です。

2.1. それぞれが負担する方法

財布を別にし、生活費を公平に出し合う方法です。かかる生活費を折半する方法のほか、費目別にどちらが負担するかを決める方法もあります。

各自が負担する方法は、生活費以外は自分で稼いだお金を自由に使える点はメリットといえるでしょう。一方で、収入に差がある場合や毎月の収入が一定でない場合などは、どのように分けても不公平感が生まれやすいのがデメリットといえます。

2.2. 一括管理する方法

財布を1つにして一括管理する方法です。2人の給料を合算し、その中から生活費を支払います。各自が自由に使えるお金は、お小遣いという形で設定します。

一括管理する方法なら、生活費の分担で悩む必要もなく、管理しやすいのがメリットでしょう。しかし、自由に使えるお金が減ってしまい、お小遣いの金額でもめやすいのがデメリットです。

2.3. 共同の口座を作る方法

生活費専用の口座を作って管理する方法です。生活費専用口座には各自が毎月一定額を入金して、生活費は生活費専用口座から支出します。

共同口座を作れば、管理もしやすく、お金の流れが目に見えるのがメリットです。ただし、共同口座とはいえ、口座の名義はどちらか一方にしなければなりません。もし同棲解消をすることがあれば、共同口座に残っているお金の分け方でトラブルになる可能性があるのがデメリットです。

3. 生活防衛資金についても考えておく

生活していると、病気やケガ、災害などで収入が減少したり、高額の出費が発生したりするリスクもあります。急に何かあったときのために、生活防衛資金としてある程度の貯蓄を用意しておくと安心です。

生活防衛資金の貯め方については、「生活防衛資金とは?金額の目安や貯め方のポイントを紹介」を参考にしてください。

4. ルールを決めておく

お金に関しては、管理方法以外にもルールを決めておくとよいでしょう。たとえば、毎月の貯金額を決めて自動積立を設定しておくと、確実に貯金ができます。一定額以上の買い物をする場合には事前に相談することや、勝手に借金しないことなども決めておくとよいでしょう。

5. 目標額を明確にしておく

結婚資金や2人で旅行に行く資金を貯めたいという人も多いでしょう。同棲中に貯蓄をするなら、目標額を決めておくことが大切です。必要な時期と必要な金額から、毎月お互いにいくら貯金するかを明確にすると良いでしょう。

お金を管理するためのポイントやコツ

お金のことはケンカの原因になります。2人で仲良く暮らすために、お金の管理で気を付けておきたいポイントを説明します。

1. 予定していない出費をする場合は相談する

同棲中は相手のお金を預かって管理することも多くなります。自分のお金であっても、将来のために貯金しておかなければならず、自由に使うわけにはいきません。

お金を何に使うかは、相談して決める必要があります。大きな買い物をする場合など、予定外の出費が発生するときには、相手に相談するようにしましょう。

2. 収支の把握をする

貯金するにあたって、毎月の収入と支出を把握することが大切です。同棲中も家計簿をつけてお金の管理をしましょう。家計簿のつけ方やつけるメリットについては、「家計簿に必要な項目とは?家計簿をつける際のポイントなども徹底解説!」をぜひ読んでみてください。

3. ルールに縛られすぎないようにする

同棲中のお金の使い方について、ルールを決めておくことは必要です。しかし、細かいルールを決め過ぎると、関係がギクシャクしてしまいます。

たとえば、生活費や貯金に充てるお金は出し合っても、各自が自由に使えるお小遣いはあった方がよいでしょう。この場合、お小遣いの使い道には口を出さないことも大切です。

同棲を続けていると、ルールどおりにいかないケースも出てくるはずです。ルールだからと一方的になるのではなく、意見が分かれたときには話し合いをして、互いに理解し合うことが大切です。

4. かかった費用の詳細を明確にする

同棲中に相手に買い物を任せている場合、相手が何にお金を使っているかがわからなければ、不信感が生まれることがあります。かかった費用の詳細がわかるよう、家計簿を共有するとよいでしょう。

家計簿アプリを利用すれば、簡単に家計簿を共有できます。カップルでお金の管理や家事の分担ができるアプリもあるので、こうしたアプリを活用するのもおすすめです。

5. キャッシュレスやポイントを活用する

キャッシュレス決済を利用すれば、支払いの記録が残ります。家計簿をつけるのが面倒な場合には、クレジットカードや電子マネーを活用してお金を管理しましょう。

キャッシュレス決済をすれば、ポイントが貯まるのもメリットです。貯まったポイントは、旅行などに活用しましょう。

お金の管理以外でも話し合っておくべきこと

結婚を視野に入れて同棲を始める場合、お金の管理以外にも考えておかなければならないことがあります。事前に以下のようなことを話し合っておきましょう

1. 結婚にかかる費用

結婚するときには、結婚式や披露宴、新婚旅行を考えるカップルが多いでしょう。結婚時にかかる費用を見積もり、同棲中に貯金して準備しておくのがおすすめです。

結婚にかかる費用については、「結婚式の費用はいくら必要?費用の内訳や準備する方法を解説」で詳しく説明しますので、参考にしてください。

2. 結婚した後に行う手続き

結婚するときには、婚姻届を出す以外にもさまざまな手続きが必要です。名字を変える側は、免許証や銀行口座、保険契約の氏名変更もしなければなりません。引っ越すときには転居届や転出・転入届を、同棲中の家にそのまま住み続ける場合には世帯変更届を出す必要があります。

こうした結婚後におこなう主な手続きについては、「【リスト付き】結婚前後に必要な手続き14個を解説!」を参考にしてください。

3. 保険を見直す

ライフスタイルが変わるときには、保険についても考えてみましょう。同棲中も病気やケガのリスクはあるため、医療保険に加入しておくと、相手に負担をかけずにすみます。

生命保険に加入する場合、原則として同棲中の相手は受取人にはできないため、親などを受取人にする必要があります。しかし、結婚後は配偶者に受取人を変更できるため、早めに加入しておいてもよいでしょう。

既に加入している保険がある場合にも、見直してみるのがおすすめです。以下のページからフコク生命の保険の資料請求ができます。ぜひ検討してみてください。

まとめ

同棲中もお金の管理をすることが大切です。お金の使い方には価値観や考え方が反映されるので、2人で話し合ってルールを決めておきましょう。将来結婚を考えているなら、計画的に貯金する必要があります。2人で決めたルールに沿ってお金の管理をすることを基本にしつつ、あまりルールを守ることだけにとらわれずに、互いに相談しあうようにしましょう。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ