朝の散歩にはどんな効果があるの?メリットや今日からできる効果的なやり方を紹介

朝の散歩にはどんな効果があるの?メリットや今日からできる効果的なやり方を紹介

朝の散歩は特別な道具が必要なく、運動が苦手な方でも始めやすいのが特徴です。一方で、「わざわざ朝にすることに本当に効果があるの?」「何分くらい歩けば良いの?」「毎日続けないと意味がないの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。この記事では、朝の散歩で期待できる効果や、朝と夕方の散歩の違い、今日からできる効果的なやり方などを紹介します

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

朝に散歩をすると得られる効果

ここでは、朝散歩で期待できる代表的な効果を紹介します

1.メンタルが整いストレスが軽減される

朝に散歩をすると、メンタルが整いやすくなり、ストレスの軽減や気分のリフレッシュにつながります。朝日を浴びながら軽く体を動かすことで、心身が活動モードに切り替わり、自律神経のバランスも整いやすくなります。

2.体内時計が整い睡眠の質が向上する

朝の散歩で日光を浴びると、体内時計が整い、睡眠の質の向上につながります。人の体内時計は、光を浴びるタイミングによって調整されています。朝に光を浴びると体内時計の時刻が早まります。朝型の体になることで、夜に眠りやすいリズムがつくりやすくなります。

そのため、朝の散歩は、夜なかなか寝つけない方や、起きる時間が乱れやすい方にも役立つ習慣です。毎朝同じ時間帯に外へ出て日光を浴びることで、入眠リズムが整いやすくなり、睡眠の質も高まりやすくなります。

3.集中力が高まり日中のパフォーマンスが向上する

朝に軽く体を動かすと、集中力が高まり、仕事や学習に取り組む準備が整います。散歩によって全身の血行が促進されると、脳が目覚めやすくなり、起床後のぼんやりした感覚も和らぎます。

また、外の空気を吸いながら一定のリズムに合わせて歩くことで気分がリフレッシュし、気持ちを切り替えやすくなるでしょう。朝のうちに心身を活動モードに整えておくことで、午前中から集中して作業に取り組みやすくなります。

4.軽い運動習慣として健康維持につながる

朝の散歩は、運動が苦手な方でも取り入れやすいお手軽な運動習慣です。歩くことは、特別な道具や場所を必要とせず、日常生活のなかに取り入れやすいでしょう。朝の時間の散歩を習慣化すると、無理なく体を動かす機会を増やせます。

散歩のような有酸素運動は、血圧、血糖値、血中脂質などを整える働きがあり、生活習慣病の予防にもつながります。朝の散歩を続けることは、体力づくりだけでなく、生活習慣病の予防や健康維持にもつながります。

5.日光を浴びることでビタミンD生成を促す

朝の散歩で日光を浴びると、体内でのビタミンD生成を促せます。ビタミンDは、骨の健康維持に関わる栄養素です。日光に含まれる紫外線を浴びることで、皮膚でもビタミンDがつくられます。朝の散歩は、軽く体を動かしながら日光を浴びられるため、ビタミンD生成を促す方法のひとつです。

ビタミンDが不足すると、骨の健康に影響が出やすくなります。また、ビタミンDは免疫機能にも関わるため、朝の日光浴は骨や体の健康を保つ上でも大切です。

6.生活リズムが安定しやすくなる

朝の散歩を習慣にすると、生活リズムが安定しやすくなります。毎朝決まった時間に外へ出て日光を浴びることで、起床時間が安定するためです。朝に散歩で明るい光を浴びていると、夜に分泌されるメラトニンの生成が促されます。メラトニンは眠気をもたらす作用のホルモンですので、夜は自然に眠たくなりやすくなります。

起きる時間が安定すると、食事や仕事、家事、就寝までの流れも整うでしょう。朝散歩は、単なる運動習慣にとどまらず、規則正しい生活リズムをつくるきっかけにもなります。

朝の散歩と夕方の散歩に違いはある?

散歩は朝と夕方のどちらに行っても、体を動かす習慣として健康維持に役立ちます。ただし、時間帯によって得られやすいメリットには違いがあるため、目的に合わせて使い分けましょう。

【朝の散歩】
生活リズムを整えたい方や、すっきりと一日を始めたい方に向いています。朝に日光を浴びることで体内時計が整いやすくなるためです。また、軽く体を動かすことで心身が活動モードに切り替わり、仕事や学習を始める前の準備にもなります。

【夕方の散歩】
夕方の散歩は、日中の疲れをほぐしたい方や、気分をリセットしたい方におすすめです。仕事や家事のあとに歩くことで、こわばった体を動かし、心身ともにリラックスできます。また、夕方は体温が上がりやすい時間帯でもあるため、朝より体を動かしやすいと感じる方もいるでしょう。

生活リズムを整えたい場合は朝、リラックスや運動不足の解消を重視したい場合は夕方など、自分の目的や生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

【準備編】安全に朝散歩を始めるためのポイント

朝散歩は気軽に始められる習慣ですが、起床直後の体はまだ活動モードに切り替わっていません。安全に続けるためには、出発前の水分補給や服装、軽い準備運動を意識することが大切です。特に、暑い季節や寒い季節は体への負担が大きくなりやすいため、無理をしないための準備が欠かせません。ここでは、朝散歩を始める前に押さえておきたいポイントを紹介します

1.出発前にコップ1杯の水を飲む

朝の散歩に出かける前は、コップ1杯の水を飲んでおきましょう。睡眠中は汗や呼吸によって、知らないうちに体の水分が失われているためです。

特に暑い季節は、寝ている間に汗をかきやすいため、散歩前の水分補給が大切です。のどが渇いていなくても、出発前に水を飲む習慣をつけておくと、朝の散歩を安全に始めやすくなります。

2.季節に合わせた服装と紫外線対策を行う

朝の散歩を快適に続けるためには、季節に合わせた服装と紫外線対策を意識しましょう。

服装は、動きやすく体温調整しやすいものを選ぶのが基本です。夏は通気性の良い服、冬は体が冷えにくい上着を用意し、気温に合わせて調整しましょう。朝は日中より気温が低い日もあるため、羽織れるものを準備しておくと安心です。

また、日差しが気になる季節は、日焼け止めや帽子を活用することも大切です。肌への負担を抑えながら歩ける環境を整えることで、朝の散歩を無理なく続けやすくなります。

3.軽いウォーミングアップをする

朝の散歩を始める前に、軽いウォーミングアップをしておきましょう。起床後すぐは、筋肉や関節がまだ十分に動きやすい状態ではありません。

いきなり歩き始めるのではなく、ストレッチや軽い関節運動で体をほぐしておくと、ケガの予防につながります。散歩前に筋肉や関節を少しずつ動かしておくことで、体が歩く準備を整えられ、スムーズに散歩を始めやすくなるでしょう。

【実践編】より効果を高めるために!正しい朝散歩のやり方

朝散歩の効果を高めるには、ただ歩くだけでなく、時間帯や歩く距離、ペースを意識することが大切です。ここでは、今日から実践しやすい朝散歩のやり方を紹介します

1.時間帯とタイミング

朝の散歩は、起床後1時間以内に行うのがおすすめです。なぜなら、起きてから早い時間に外の光を浴びることが、体内時計のリセットに効果的であるためです。

夏場は気温が上がる前の涼しい早朝、6時台を目安にすると歩きやすいでしょう。一方で、冬場は朝の冷え込みが強い日もあるため、7〜8時台など、少し気温が上がってから歩くのもおすすめです。

季節によって歩きやすい時間は変わります。体内時計を整えるためには朝の光を浴びることが大切ですが、暑さや寒さを無理に我慢する必要はありません。自分の体調や気温に合わせて、続けやすい時間帯を選びましょう。

2.歩く時間の目安

朝散歩は、長時間行う必要はありません。まずは15〜30分程度の短い時間から始めるのがおすすめです。

最初から長く歩こうとすると、負担に感じて続けにくくなります。朝の散歩で大切なのは、一度にたくさん歩くことよりも、無理なく継続できる時間で習慣にすることです。

5〜10分だけでも外に出て歩く時間をつくれば、朝の光を浴びながら体を動かす習慣につながります。慣れてきたら、体調や予定に合わせて少しずつ歩く時間を延ばしていきましょう。

3.歩くスピード

朝散歩は、息が上がるほど速く歩く必要はありません。軽い有酸素運動として、会話ができる程度のペースを目安にしましょう。無理に速く歩く必要はなく、「少し体が温まる」「気持ちよく歩ける」と感じるくらいのペースで十分です。

最初からスピードを上げると、疲れやすくなり、継続の負担になります。朝の散歩では、強度を高めることよりも、心地よく続けられることを優先しましょう。自分に合ったペースで歩くことで、体への負担を抑えながら軽い運動習慣を続けやすくなります。長期的に健康効果を得るためにも、無理なく続けられる歩行ペースを意識しましょう。

朝散歩をムリなく継続するためのコツ

朝散歩は、数回だけ行うよりも、無理なく続けることで効果を感じやすくなります。しかし、毎朝早起きをして歩くことを目標にすると、負担になって挫折しやすくなることもあります。継続のポイントは、がんばることではなく、生活のなかに自然に組み込むことです。ここでは、朝散歩を習慣として定着させるためのコツを紹介します

1.前日の夜に準備をしておく

朝散歩を続けるには、朝の行動負担を減らすことが大切です。前日の夜に、着る服や靴、帽子、飲み物などを用意しておきましょう。

朝起きてから準備を始めると、「今日は面倒だからやめよう」と感じやすくなります。反対に、すぐに出かけられる状態を作っておけば、散歩に出るまでのハードルが下がります。特に、朝が苦手な方は、意思決定の回数を減らすことがポイントです。準備を前日に済ませておくだけでも、朝散歩を始めやすくなるでしょう。

2.すでに定着している朝の習慣とセットにする

朝散歩は、すでに定着している習慣とセットにすると続けやすくなります。例えば、歯磨きの後に散歩する、コーヒーを飲む前に5分だけ歩く、ゴミ出しのついでに少し遠回りするなどの方法です。

新しい習慣を単独で始めると忘れやすくなりますが、いつもの行動と結びつけると自然に続けやすくなります。最初から「毎朝20分歩く」と決める必要はありません。まずは、すでにある朝の流れに、短い散歩を追加することから始めてみましょう。

3.雨の日や休日は無理に行わない

朝散歩を習慣にしたいからといって、雨の日や体調が悪い日まで無理に歩く必要はありません。完璧を目指しすぎると、続けられなかった日に挫折感が大きくなります。

雨の日は室内で軽くストレッチをする、休日は少し遅い時間に歩くなど、柔軟に調整しましょう。「できる日だけ続ける」という考え方のほうが、長期的には習慣化しやすくなります。大切なのは、休んだ日があってもやめてしまわないことです。翌日や次に余裕がある日に再開すれば、十分に継続できていると考えて良いでしょう。

4.散歩と小さなご褒美をセットにする

朝散歩を楽しい習慣にするには、小さなご褒美をセットにするのも効果的です。お気に入りの飲み物を買う、好きな音楽やポッドキャストを聴く、散歩後にゆっくり朝食を食べるなど、自分が楽しめる要素を加えましょう。

散歩そのものを義務にすると、続けるのが負担になります。小さな楽しみと組み合わせることで、「歩くと気分が良い」「朝の時間が楽しみ」と感じやすくなります。ご褒美は大きなものでなくて構いません。自分にとって心地良い習慣として設計することが、朝散歩を長く続けるポイントです。

まとめ

朝の散歩は、メンタルの安定や睡眠リズムの改善、集中力の向上、健康維持など、心身を整えるきっかけになる習慣です。朝日を浴びながら軽く歩くことで、1日の始まりを前向きに迎えやすくなります。

ただし、効果を感じたいからといって、長時間歩いたり、毎日完璧に続けたりする必要はありません。短い時間の積み重ねでも健康増進効果が期待できるため、まずは15〜30分程度、難しければ5〜10分程度からでも良いので、始めてみましょう

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

宮崎 千聖(みやざき ちさと)
FPライター。神戸大学経済学部卒業後、銀行の融資課にてローンの相談・手続きを担当した。退職後はライターとして、メガバンクや司法書士法人のオウンドメディアなどで記事を執筆。カードローンやクレジットカード、資産運用、債務整理など幅広いジャンルで執筆している。2級FP技能士、証券外務員一種

記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ

~47Life編集部からのコメント~
朝の散歩は、特別な道具も準備も必要なく、今日から始めやすい習慣のひとつです。
自分の心や体の状態に目を向ける時間にもなります。
朝の光を浴びて外の空気を感じながら、ご自身に合ったペースで取り入れてみてはいかがでしょうか。