小銭貯金で上手にお金を貯めるには?小銭貯金をやる際の注意点やポイントについて紹介

小銭貯金で上手にお金を貯めるには?小銭貯金をやる際の注意点やポイントについて紹介

抽選で40名さまにプレゼント!
応募期間:2024年4月26日(金)~5月25日(土)

小銭貯金は手軽に始めやすい貯金方法の一つで、貯金を苦手に感じている方にもおすすめです。一言で「小銭貯金」といっても、さまざまな方法があります。今回は、小銭貯金の種類や続けるうえでのポイント、そして知っておきたい注意点などについて紹介していきます。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

小銭貯金とは

小銭貯金とは、小銭を少しずつ貯金していく方法です。特別な準備などはなく、一般的に貯金箱だけ用意して小銭を入れていきます。また、お札など大きな金額を一気に貯めるわけではないため、貯金へのハードルも低く気軽に始められるという特徴があります。なかなか貯金が続かない、という人にもおすすめの貯金方法です。

小銭貯金の種類

一言に「小銭貯金」といっても、さまざまな方法があります。貯金を習慣化するためには、自分に合ったやり方を選択することがポイントです。ここでは、4つの小銭貯金の方法を紹介します。

1.500円玉貯金

500円玉貯金は、手元にやってきた500円玉を貯金箱に入れ、貯めていく方法です。シンプルでわかりやすく、毎日貯金するわけではないため、始めやすい小銭貯金だといえます。比較的ポピュラーな貯金方法でもあるので、100円ショップなど身近な場所で500円玉貯金専用の貯金箱が販売されています。また、500円玉は小銭のなかでもいちばん大きな金額なので、目標達成までの期間を短縮できるというメリットもあります。効率よく貯金をしていきたい方などにおすすめです。

500円玉貯金はどうやればいい?メリットや貯めるコツ・ポイントについて詳しく紹介」では、500円玉貯金のメリットやコツなどに加えて、注意点やデメリットなども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

2.365日貯金

365日貯金は、ゲーム感覚で楽しみながら貯金をしていく方法です。具体的には、1から365までの数字が書かれた紙を用意し、毎日1つ好きな数字やランダムに紙を選んで、その金額を貯金していきます。貯金する金額は、紙に書かれた1から365までの金額のため、最低1円から最高でも365円なので負担も軽く、365日続けると66,795円が貯まることになります。

365日貯金専用のシートはWebで無料ダウンロードできるため、気軽に始められるでしょう。シートを壁などに貼って毎日塗りつぶしながら進めると、達成感も感じられおすすめです。

3.曜日貯金・週末貯金

曜日貯金とは、貯金する曜日を決めて、その曜日がきたら財布に入っている小銭を貯金する方法です。週末貯金は、貯金する曜日を週末に設定します。比較的柔軟性をもって貯金を続けられるため、金額を決めて毎日コツコツ貯金することを億劫に感じる方におすすめの方法です。

4.つもり貯金

つもり貯金とは、お金を使ったつもりになって、そのお金を貯める方法です。具体的には、普段の生活のなかで無駄遣いだと感じているものを我慢した時に、買ったつもりになって貯金したり、普段より安く買い物ができた場合にその差額を貯金したりします。例えば、次のようなケースが挙げられます。

  • 仕事帰りについコンビニで買ってしまうスイーツを我慢して200円を貯金
  • スーパーの特売で得した分の300円を貯金

つもり貯金は、浪費を減らしたいと感じている方におすすめです。買い物をする際に本当に必要な支出かを考えるようになるので、日頃の無駄使いに気づきやすくなります。また、節約意識が高まるため、自然と貯蓄体質になれる可能性があります。

小銭貯金のメリット

小銭貯金には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、主なメリットを3つ紹介します。

1.手軽に始められる

小銭貯金の大きなメリットの1つは、手軽に始められることです。銀行口座に貯金する場合は、口座を選んで設定したり、ATMに足を運んだり、オンラインで入金するなど、ひと手間必要です。1つ1つの手続きはそれほど手間でなくとも、日々忙しく過ごしている方にとっては高いハードルになりえます。小銭貯金ではこのような事前準備が無くとも、貯金箱となる入れ物さえあれば誰にでもすぐに始められます。

2.達成感を得られる

小銭貯金は手元に準備した貯金箱に小銭を貯めていくため、どれくらい貯まっているのかを目視できて、達成感を味わいやすい点もメリットといえます。中身が見えないデザインの貯金箱であっても、重さで成果を感じられます。銀行口座の貯金であれば、通帳記帳や残高確認をしなければその成果を感じられません。小銭貯金は日々自宅で達成感を得やすく、それが継続するモチベーションにもなるでしょう。

3.継続しやすい

小銭貯金にはいろいろな方法がありますが、その多くはその時財布に入っている小銭を貯金箱にいれるスタイルです。あくまで手元にある小銭を入れていくだけなので無理をしている感覚はあまりなく、金額も小さいため負担なく継続しやすい方法といえます。貯金は「継続」がとても重要です。貯金したいけどなかなか続かないという人こそ始めてみるメリットが大きいといえるでしょう。

小銭貯金のポイント

小銭貯金をするうえでのポイントを7つ紹介します。

1.家計簿をつける

家計簿をつけることは、自分の無駄遣いに気づくきっかけになります。「ラテマネー」といわれる「1杯のラテ」程度の日々何気なく使ってしまう少額の支出も、積み重なれば大きな金額になります。その支出があなたにとって不要だと思えば小銭貯金にまわしましょう。積極的に節約を意識する必要はありませんが、日々の支出を見つめ直す機会をつくる目的とするのもよいでしょう。主な買い物だけでもよいので家計簿をつけてみることをおすすめします。

家計簿をつけることが苦手だと感じている方も多いかもしれません。「家計簿に必要な項目とは?家計簿をつける際のポイントなども徹底解説!」では、家計簿をつけるうえでのポイントや注意点を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

2.貯金のルールを決めておく

自分の性格や生活スタイル、目標金額や期間などにあわせて、自分だけの貯金ルールを決めましょう。例えば、「500円玉貯金」であれば500円玉が手元に入ってきたときに貯金するという一般的なルールに縛られず、「コンビニスイーツを買ってしまったときに貯金する」など貯金のタイミングも自分で決めてよいのです。早く目標額に近づきたいのであれば、「毎日」と決めてもよいかもしれません。

ただし、無理のないレベルでルール設定するのが継続のポイントです。一度ルールを設定した後でも、習慣化できなかったりストレスを感じてしまったりした場合は、継続しやすいマイルールに変更してみましょう。

3.お札とは別で小銭入れを用意する

あえて小さめの小銭入れ(コインケース)を使用するのも良いでしょう。財布が膨れたら小銭を貯金するというルールを決めていれば、貯金の頻度が上がり、小銭貯金が習慣化しやすくなるかもしれません。

また、小銭入れを用意し、コンビニなどに行くときには小銭入れだけを持つようにすると、お札がないため無駄な出費を防げるなど、お金の管理が上手になるでしょう。

4.貯金の期限や目標額を決めておく

なんとなく小銭貯金をスタートさせるよりは、「いつまでにいくら貯める」というゴール設定をしたほうが小銭貯金へのモチベーションを維持しやすくなります。貯めたお金の使い道を具体的に決めることで、嫌になってしまったときなどに、その楽しみが小銭貯金を継続するモチベーションになるでしょう。ただし、高過ぎる目標はモチベーションが下がる要因にもなりえるため、少し頑張れば手が届く範囲の目標で設定するのがおすすめです。

5.定期的に財布の中身を確認する

ふと財布の中を見てみると、小銭がたくさんたまっていたということも少なくないでしょう。そんなときは、財布から貯金箱に小銭を移すチャンスです。小銭が多いと財布が重く、膨らんでしまいます。貯金箱に移すことで財布を整理できます。また、財布を整理することで、たまりがちなレシートを発見して無駄な買い物を意識したり、忘れていた割引券などが見つかったりするかもしれません。このように小銭貯金を継続するきっかけ作りのためにも、定期的に財布の中身を確認して、整理してみましょう。

6.貯めるのが楽しくなる貯金箱を見つける

貯金箱にはさまざまなタイプがあります。ついお金を貯めたくなるようなユニークなタイプの貯金箱や、お部屋のインテリアに溶け込みやすいおしゃれなモデルの貯金箱など、デザインや仕掛けなど種類が豊富です。せっかく貯金をするなら自分のモチベーションを維持できそうな貯金箱を探してみてはいかがでしょうか。貯金する行動に対してポジティブになれるお気に入りの貯金箱があれば、貯金がはかどるかもしれません。

7.貯金の目的を決めて必要な金額を把握する

貯金を始める際に必要なことは、その「目的」を決めることです。なんのために貯金するのか具体的に考えましょう。小銭貯金の場合は、少額をコツコツと貯めていく貯金方法であるため、百万・千万円単位のお金を貯めるのは現実的に難しいといえます。小銭貯金であれば、旅行や豪華な食事、大切な人へのプレゼント、趣味、自分磨きなどに使う目的で始められる方が多いのではないでしょうか。

自身の貯金目的を果たすためにいくらくらい必要なのかをまず把握し、期間や貯金額を逆算して貯金計画を立てると成功しやすくなるでしょう。小銭貯金で成功体験を一度積めれば、今後訪れる大きなライフイベントに向けた貯金なども成功しやすくなるでしょう。

小銭貯金をやる際の注意点

小銭貯金をする際の注意すべきポイントを3つお伝えします

1.無理に小銭を作ろうとしない

小銭貯金を始めると、ついつい気合いが入り無理に小銭をつくろうとしてしまうケースがあります。無理をすると続きません。長続きのコツは、あくまでこれまでと変わりなく生活して、自然と入ってきた小銭を貯金箱に入れていくことです。無理をしすぎず、まずは継続することを念頭においてスタートさせましょう。

2.銀行に入れる際の手数料や枚数制限を把握しておく

貯金箱に貯まった小銭を銀行に預ける場合、手数料が発生するケースや枚数制限があるケースがあります。金融機関によっても異なるため、自身が口座を保有している銀行のホームページなどでチェックしておきましょう。

例えば、ゆうちょ銀行の窓口で硬貨を預け入れる場合、以下の料金が加算されることが発表されています。[参考1]

(税込)

硬貨枚数2024年3月31日(日)まで2024年4月1日(月)から
1~50枚無料無料
51~100枚550円
101~500枚825円550円
501~1,000枚1,100円1,100円
1,001枚以上500枚毎に550円加算500枚毎に550円加算

参考1:株式会社ゆうちょ銀行 「硬貨取扱料金改定のお知らせ

3.ATMでは小銭を扱えない場合もある

ATMで小銭を預け入れる場合、小銭を扱えないATMもある点に注意しましょう。なかでもコンビニに設置されているATMを利用する方も多いかと思いますが、コンビニATMには基本的に硬貨の投入口がなく、小銭の預け入れには利用できません。銀行内に設置されているATMや銀行窓口を利用しましょう。

まとめ

小銭貯金は、始めるうえで特別な準備などがないため、誰でも簡単に始められます。500円玉貯金や365日貯金などいろいろな方法があるため、自身が楽しく続けられそうな方法で始めてみましょう。また、お気に入りの貯金箱を見つけたり、目標やマイルールを設定したりするなど、楽しく継続できる工夫をすることがポイントです。自分に合った方法を見つけて、ぜひ小銭貯金を楽しんでみましょう。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ