結婚前の両家顔合わせ準備マニュアル!当日までの流れをまるっと解説

結婚前の両家顔合わせ準備マニュアル!当日までの流れをまるっと解説

結婚することが決まったら、両家顔合わせの機会を設けるのが一般的です。
近年はかしこまった結納を行わない代わりに、両家顔合わせを行うカップルが増えています。しかし、具体的にどんなことをするのか、どのような準備を行えばいいのかわからないという方も多いようです。

この記事では、結婚が決まり、これから両家顔合わせを計画している方のために、両家顔合わせの意味や日取りの決め方、行う場所や費用、当日の流れについて詳しく解説します。

両家顔合わせは何のための会?

結婚は当人同士が合意すれば成立しますが、だからといって相手の家族をないがしろにすることはできません。
結婚後は、相手の親や兄弟姉妹とも家族として付き合っていかなければなりませんし、両家同士の接点も少なからず生じます。今後のことを考えると、お互いの家族のことを知っておいた方が安心です。
そのため、結婚が決まったら、ふたりでお互いの両親に挨拶に行くのはもちろん、両家が顔を合わせる機会をセッティングした方が良いでしょう。

結納と顔合わせの違い

かつては、正式な婚約を成立させるための儀式として、お互いの家が縁起ものや結納金などを贈り合う「結納」を行うのが習わしでした。
しかし、時代の流れと共に、正式な結納を執り行うケースは少なくなり、代わりに両家の顔合わせのみを行う家庭が増えてきました。

実際、「ゼクシィ結婚トレンド調査2020調べ」によると、結納と顔合わせの両方を行った、あるいは結納のみ行った夫婦は全体の1割程度と少数派になっています。

一方、両家の顔合わせのみ行った夫婦は約85%と大半を占めており、結納を行わない代わりに両家顔合わせを実施した夫婦が多いことがうかがえます。

費用と手間のかかる結納品や結納金を必要とせず、かつ両家の親交を深められる両家顔合わせは、お互いの家族が気を遣わずに交流できる機会として人気を集めているようです。

両家顔合わせの日取りの決め方は?

両家顔合わせを行う時期に明確な決まりはありません。基本的には両親に挨拶をして結婚の許しを得た後、入籍するまでの間にセッティングすると良いでしょう。

両親への結婚挨拶については、「両親への結婚の挨拶、失敗しないためにカップルで知っておきたいこと」でも紹介していますのでご確認ください。

実際に両家顔合わせを行った先輩カップルの実施時期は「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020調べ」によると、平均して挙式の8ヵ月前頃に済ませるケースが多いようです。
内訳を見ると、挙式の6ヵ月前(14.3%)が最多で、次いで7ヵ月前(11.5%)、8ヵ月前(10.4%)、13ヵ月前(10.2%)と続いています。

結婚の準備を1年以上前から行うカップルは、両家顔合わせの準備と挙式の準備が重ならないよう、あえて早めに実施する場合もあるようです。
特に両家あるいはどちらか一方が顔合わせの実施場所から離れて暮らしている場合は、両家の都合を合わせるのが難しいこともありますので、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
両家顔合わせの日取りをお互いの両親に打診するときは、少なくとも1ヵ月以上のゆとりを持って、都合の良いスケジュールを尋ねましょう。

両家顔合わせの場所と費用はどれくらい?

両家顔合わせは、お互いの家族が親交を深め合うことを目的とした行事ですので、ゆっくり過ごせる場所を選びたいところです。

ゼクシィ結婚トレンド調査2020調べ」によると、両家顔合わせを行った場所で最も多かったのは「料亭」で約4割、次いで「レストラン」が約3割、「ホテル(結婚式場以外)」が約2割という結果でした。
結納を行った場所も大体同じような結果ですが、両家顔合わせは結納に比べると「妻の家」より圧倒的に「レストラン」で行った割合が大きいところに違いがあります。

なお、会場の場所については、ふたりの生活圏内か、あるいは両家の中間地点で、交通アクセスが良いところを選ぶのが一般的です。
どちらか一方の実家の近くで行うという方法もありますが、その場合、遠方から訪れる方の交通費や宿泊費などの負担も考慮する必要があります。

結婚式場によっては、式だけでなく顔合わせの食事会ができるところもあります。そのようなところであれば、結婚式の下見もかねつつ、クオリティの高い食事を楽しみながら顔合わせができるかもしれませんね。

両家顔合わせの費用相場

両家顔合わせにかかる費用は会場や内容によって異なりますが、「ゼクシィ結婚トレンド調査2020調べ」によると、平均は7.2万円です。
最多は「5~10万円未満」で4割超、次いで「5万円未満」が約3割、「10~15万円未満」が約2割となっており、およそ9割の人が5万円~15万円未満で済ませているようです。

両家顔合わせを行った場所による費用の内訳を見てみると、料亭やレストラン、ホテルなど共通して「5~10万円未満」の割合が最多です。
ただし、ホテルで両家顔合わせを行った方は「5~10万円未満」と「10~15万円未満」の割合に大差がなく、どちらも3割を超える結果になっています。
また、レストランで両家顔合わせを行った方は「5万円未満」が3割を超える一方、「10~15万円未満」は1割ほどに留まっており、どこで両家顔合わせを行うかによって費用に差が生じているのがわかります。

なお、両家顔合わせの費用は両家で折半するのが一般的です。

ただし、参加人数が両家で異なる場合や、片方が遠方から足を運んでいる場合などは、それぞれの事情を考慮して負担割合を決定する必要があります。

いよいよ本番!当日の流れ

両家顔合わせをスムーズに行えるよう、本番当日の基本的な流れについて解説します。

1. あらかじめ準備しておきたいポイント

本番当日を迎える前に、あらかじめ準備しておきたいのは以下3つです。

  • ドレスコードの確認
  • 席次
  • 手土産

気取らないレストランを選んだ場合でも、服装はフォーマルにまとめるのが基本です。
当人同士の準備はもちろん、事前に両家にも当日のドレスコードを伝えておきましょう。

席次については、長方形の角テーブルなら、上座から両家の父親、母親、結婚するふたりの順にセッティングします。
なお、丸テーブルの場合も基本的な考え方は同じで、入口から遠い上座に両家の父親の席を設けるようにします。

また、手土産は結婚祝いの贈り物ではなく、結婚するふたりから両家へ「顔合わせに来ていただいたいお礼」として手渡すものです。そのため、両家に渡す手土産は基本的に同じものを選びましょう。

どんな手土産を選ぶと良いかは「結婚挨拶のカギは手土産!成功に導くチョイスとマナーを解説」で詳しく紹介していますので、あわせて確認してみてください。

2. 両家集合、手土産を渡す

新郎新婦は両家が集合する10~15分前に現地へ行き、不備がないかどうかチェックします。
両家が集合したら、両家顔合わせの場に集まってくれたことに対してお礼をいいながら、手土産を渡しましょう。

3. 挨拶

両家が席に着いたら、新郎または新婦の父親が始まりの挨拶をします。
両家顔合わせに出席してくれたことへの感謝と、顔合わせを行う目的について言及します。

4. 両家の紹介

新郎新婦が、お互いに自分の家族について紹介します。
その後、親交を深める意味も込めて、両家もそれぞれ自己紹介を行うと、よりお互いを知ることができます。

5. 乾杯

一通り紹介を終えたら、代表者が音頭を取って乾杯します。
新郎の父にお願いするのが一般的ですが、苦手なら他の人に任せてもOKです。

6. 婚約記念品の交換

婚約記念品がある場合は、食事の前に交換を行います。
新郎から新婦には婚約指輪を贈るのが一般的ですが、女性側からは腕時計やスーツ、財布などを贈るケースが多いようです。
婚約指輪は、両家の目の前で新婦の指にはめてあげると、場が盛り上がるでしょう。

7. 食事

両家で歓談しながら食事をします。
話題は、両親だからこそ知っている新郎新婦の幼少期の思い出話や、趣味の話、ふたりの今後についての話などを選ぶと、和やかに会話が弾むでしょう。
逆に、人によって価値観が異なる政治・経済の話や、自慢話などは相手を不快にさせる可能性があるので、初対面では避けた方がよい話題です。

8. 記念撮影

食事を終えたら、両家で記念撮影を行います。事前に会場のスタッフにお願いしておけば、スムーズに写真撮影をスタートできるでしょう。
現像した写真は両家に贈るほか、結婚式のムービーに使うのもおすすめです。

9. 結びの挨拶

最後に結びの挨拶として、結婚するふたりから顔合わせに出席してくれた両家に向けて、あらためて感謝の気持ちを伝えます。 両家顔合わせの後は、結婚式や披露宴を挙げる計画をされている方も多くいます。「今後も何かとお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します」と結んでおくと、好印象を与えられるでしょう。

まとめ

両家顔合わせは、結婚によって今後家族になる両家が、互いに親交を深め合う大切な場です。
両家が気持ちよく顔合わせの場に出席できるよう、時間にゆとりを持って準備を進めていくことが大切です。
当日は両家が和やかな雰囲気で食事・歓談できるよう、最初から最後まで丁寧な気配りを心がけましょう。

記事提供元:株式会社ぱむ