結婚する年齢はいくつが理想?適齢期の考え方や平均年齢について紹介

結婚する年齢はいくつが理想?適齢期の考え方や平均年齢について紹介

期間限定キャンペーン中!

価値観が多様化する現代でも、周囲の言葉や友人からの結婚報告になんとなく焦りを感じる方は多いはず。結婚は人生の大きな転機だからこそ、周囲の声ではなく、自分にとっての理想の時期を見極めることが大切です。

この記事では、最新の結婚事情に加え、健康面から見た出産のタイミングも踏まえながら「結婚適齢期」について解説します。結婚の適齢期はご自身次第ですが、人生計画を立てるヒントになれば幸いです。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

日本における初婚の平均年齢

厚生労働省の「人口動態統計(確定数)の概況」によると、平成17年(2005)の夫婦の平均初婚年齢は、夫が29.8歳、妻が28.0歳でした。

一方、令和6年(2024)は夫が31.1歳、妻が29.8歳です。約20年で、全体的に1.6歳ほど初婚年齢の平均が上昇していることがわかります。【参考1】

そのため、近年のニュースでは男女ともに「晩婚化」が取りざたされるようになりました。

ただ、妻の初婚率の年次推移を年齢別にチェックすると、平成17年から令和6年にいたるまで、「25~29歳」にピークを迎え、30代以降は減少していくという構成に大きな変化はありません。

むしろ、20代~30代前半の初婚率が大きく減少する一方、30代後半の初婚率が増加したぶん、年齢別の初婚率の差は年々縮まってきています。【参考2】

全体的に結婚年齢が遅くなっているというよりも、自分のライフスタイルや価値観に合わせて結婚する人が増えた結果、初婚の年齢が多様化しているのでしょう。

参考1:厚生労働省「人口動態統計(確定数)の概況
参考2:厚生労働省「令和6年(2024) 人口動態統計月報年計(概数)の概況)」

結婚に至るまでの交際期間はどれくらい?

「ゼクシィ結婚トレンド調査(首都圏)2024」によると、結婚に至るまでの交際期間は「2~3年未満」が最多で21.8%です。次いで「1~2年未満」が21.1%、「3~4年未満」が15.1%となっており、6割近くの人が付き合い始めてから1~3年以内に入籍していることがわかります。

さらに内訳を見ると、「4~5年未満」が12.5%、「5~6年未満」が10.3%、「6~7年未満」が4.6%、「7~8年未満」が4.8%と続きます。結婚した方のなかで、5年以上付き合っていたカップルは2割程度という結果になっています。

結婚に至るまでの平均交際期間は3.5年間ですが、多くの人は交際1~3年ほどで相手との結婚を決めているようです。【参考3】

初婚年齢は多様化しているものの、特に女性は結婚後に控えている妊娠・出産のタイミングを意識するため、上記の通り短期の交際で結婚に至る人が多い傾向にあるのでしょう。また、妊娠・出産のタイミングから逆算して、「◯歳までに結婚したい」といった目標を立てている方もいるようです。

参考3:「ゼクシィ 結婚トレンド調査(首都圏)2024調べ

結婚年齢を考えるうえで知っておきたい出産適齢期

結婚時期を決めるときはふたりのちょうどよいタイミングが一番重要ですが、一方で子どもが欲しいと考えているのなら、妊娠・出産の現実も無視できません。平均的な出産年齢や、医学的にみた妊娠・出産に適した時期についても押さえておきましょう

1. 出産の平均年齢

厚生労働省の「令和6年(2024)人口動態調査/人口動態統計 確定数 出生」によると、第一子を出産したときの母の平均年齢は31歳で、令和3年~令和6年までの間にほぼ変動はありません。【参考4】

細かい内訳をチェックすると、第一子出産時の母の年齢でもっとも大きな割合を占めているのは「30~34歳」で、全体の約34.4%となっています。

次点は「25~29歳」ですが、全体から見た割合は「30~34歳」とほぼ同じ約33.7%で、25~34歳までに第一子を出産する人が全体の過半数を占めていることがわかります。

ちなみに、第二子を出産したときの母の年齢では「30~34歳」が約40.7%でトップを占めています。第三子では1位「35~39歳(約36.9%)」と2位「30~34歳(約35.7%)」がほぼ同じ割合となっていることから、出産のピークは30~34歳といえるでしょう。【参考5】

令和6年の妻の平均初婚年齢は29.8歳ですので、結婚してから第一子を出産するまで1~4年ほどの差があるようです。

出産年齢について詳しくは「出産年齢の限界は?体とお金のリスクを知っておこう」で解説していますので、ぜひこちらも参考にしてください。

参考4:厚生労働省「令和6年(2024)人口動態調査/人口動態統計 確定数 出生
参考5:厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計(確定数)の概況

2. 妊娠・出産に適した年齢

結婚そのものには「適齢期」がなくても、女性の妊娠・出産には適した年齢があることが医学的に指摘されています。

女性の卵子は、胎児の頃にピークを迎えた後、出生時には3分の1以下にまで減少します。年齢が上がるにつれて卵子の数と質が下がるため、妊娠、出産に適した年齢は、体力もある20代から30代前半とされています。

個人差はありますが、一般的に年齢とともに妊娠率は緩やかに低下するとされていて、35歳を超えるとその傾向はさらに顕著になります。

まず、母体へのリスクとしては、妊娠高血圧症候群などの合併症が起こりやすくなることが挙げられます。これらは年齢とともに発症リスクが高まるとされています。

さらに、流産のリスクも年齢とともに上昇します。特に35歳以降は流産率が高くなる傾向があり、あわせて染色体異常のリスクも高まることが知られています。

このような理由から、35歳は妊娠におけるひとつの重要な節目とされ、35歳以上での妊娠や出産は「高齢妊娠・高齢出産」と呼ばれています。

一方で、妊娠のしやすさや流産のリスクは、男性側にも原因があることもあります。子どもが欲しいと考えているのであれば、男性側も自分の年齢や健康状態を考えておいたほうがよいでしょう。

一般的に、ゆくゆくは子どもが欲しいと考えているのなら、結婚のタイミングは出産に適した時期も考慮したほうがよいかもしれません。

年齢別の結婚事情

結婚のタイミングは人それぞれですが、年齢によってメリットや「直面しやすい壁」があります。ここでは、20代、30代、40代の各年代における結婚の事情を解説します。自分に合ったタイミングを見極める参考にしてみてください。

1. 20代の場合

結婚が早いほど、マイホームなどの大きな買い物も無理のない返済計画で進められる良さがあります。一方で、まだ収入がそれほど高くないことも多く、結婚式やこれからの生活費にお金が足りるか不安になりやすい面もあるでしょう。

女性の場合は子どもを考えているのであれば、産休や育休などで長期間仕事を休まざるを得ないことに悩みや葛藤を感じやすい年代でもあります。

2. 30代の場合

30代は、仕事に慣れて収入や貯蓄も安定してくる方が多く、経済的な安心感を持って結婚生活を始めやすいのが強みです。ただし、職場では責任のある立場になり忙しくなりやすいため、子どもを考えている人は「仕事をしながら家事や育児の時間をどう作るか」という「ワークライフバランス」が大きな課題となるでしょう。

妊娠・出産のリスクを意識し始める時期でもあり、「いつまでに子どもを持つか」という時間の制限に焦りを感じやすくなります。

3. 40代の場合

40代は、豊富な人生経験から、自分の考えを大事にしつつ相手を思いやる余裕があり、落ち着いた大人の関係を築きやすい年代です。しかし、これから子どもを育てる場合は、子どもの学費がかかる時期と自分の定年が重なりやすいため、老後資金を短期間で準備しなければならない大変さがあるでしょう。

自分自身の体調の変化(生活習慣病、ホルモンバランスの変化、更年期など)が重なりやすく、心や体に大きな負担がかかることもあるでしょう。

最適な結婚年齢の考え方

かつては「20代で結婚すべき」という風潮が一般的でしたが、今は価値観が多様化し、結婚のタイミングは人それぞれです。では、最適な結婚年齢をどう考えるかについて整理していきます

1. 結婚の平均年齢はあくまで目安

結婚の平均年齢は、あくまで目安であり、人それぞれの状況により異なります。

実際、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに実施している「第16回 出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によると、未婚の男女の約8割が「いつか結婚したい」と答えています。しかし、「ある程度の年齢までには結婚するつもり」と具体的な期限を決めている方は、その半分ほどに留まります。残りの方は「理想の相手が見つかるまでは結婚しなくても良い」と回答しており、結婚適齢期にこだわらない方が増えていることがわかります。【参考6】

ただし、妊娠・出産には医学的な適齢期があるため、特に女性は健康面も考慮したいところです。実際に、女性の初婚年齢でもっとも多いのは25~29歳で、こうした健康面を考えて20代半ばを一つの目安にする方も多いようです。
男性にも加齢とともに妊娠への影響があることが分かっています。

結婚する年齢に正解はありません。自分の生活や仕事、健康や出産などのことを総合的に考慮し、自分にとって最適な結婚時期を見つけることが大切です。

参考6:国立社会保障・人口問題研究所「第16回 出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

2. ふたりの準備が整ったときが最適

また、相手がいてこその結婚ですので「ふたりの準備が整ったとき」が、最適な結婚のタイミングだといえるでしょう。

まずは、精神的に自立し、価値観の違いを話し合える関係性が築けているかどうかがポイントになります。また、収入や貯蓄から新生活のイメージが持てるかどうかも大切です。

さらに「子どもを持つか」「どこに住むか」など、将来のライフプランをパートナーと共有できているかという点も欠かせません。これらの準備が、年齢に関わらずある程度揃ったときが、ふたりにとって最適な結婚のタイミングといえるでしょう。

結婚を意識したらはじめたい「お金とライフプラン」の準備

結婚を意識しはじめたら、同時に考えたいのが「これからの暮らしに必要なお金」についてです。結婚式や新生活だけでなく、子どもや老後まで見据えたお金とライフプランづくりについても押さえておくと安心です。

1. 結婚・新生活にかかる費用の把握

結婚のスタート時期は、思った以上にお金がかかります。結納や結婚式、新婚旅行といったイベントに加え、新居の敷金・礼金、引っ越し費用、家具や家電の購入など、まとまった支出が続きます。

まずは「何に、どのくらいかかるのか」を洗い出し、おおまかな総額をつかむことが大切です。そのうえで、ふたりの貯蓄でまかなえる部分と、親の援助やご祝儀を見込む部分、必要ならブライダルローンなどをどう組み合わせるかを話し合いましょう。

最初に現実的な予算のイメージを共有しておくと、後から無理な節約や意見の食い違いを防ぎやすくなります。

結婚でかかる費用について具体的に知りたい方は「結婚式にかかる費用はいくら?必要な資金や費用の内訳、貯め方のポイントを紹介」や「結婚が決まったら、まず知っておきたいお金の話」もぜひご覧ください。

2. ライフイベントに向けたマネープラン

結婚後のお金は「その場しのぎ」ではなく、長い目で考えることが大切です。妊娠・出産、マイホーム購入、子どもの教育費、そして老後資金など、大きなお金が必要になるライフイベントはあらかじめある程度予測できます。

まず、ふたりが「どんなタイミングで子どもがほしいか」「マイホームは買うか、いつ頃か」「老後はどんな暮らしをしたいか」といったイメージを話し合いましょう。そのうえで、その順番とだいたいの時期をざっくり時系列に並べてみましょう。

次に、それぞれのイベントで必要になる金額の目安を調べ、毎月いくらずつ貯めていくかを決めることで、無理のないマネープランが見えてきます。

3. 保険や保障の見直しも大事

結婚して「家族」を持つということは、自分に万一のことがあったとき、パートナーや将来の子どもの生活を守る責任が生まれるということです。そのため、結婚は生命保険や医療保険を見直すベストタイミングといえます。

独身時代は「自分の医療費をまかなえれば十分」だったかもしれませんが、結婚後は、残された家族の生活費や教育費をカバーできる保障が必要になります。また、一度加入したら終わりではなく、妊娠・出産やマイホーム購入など、ライフイベントのたびに保障内容を見直すことも重要です。

将来のお金の流れを一度整理してみたい方は、フコク生命「ライフコンパス」でシミュレーションが可能です。ぜひお気軽にお申込みください。

まとめ

現代日本では結婚適齢期という概念が薄れており、自分のライフスタイルや価値観に合わせて結婚するカップルが増えてきています。

ただ、女性には出産適齢期があるため、実際には交際1~3年を経て20代半ば~後半に結婚し、30歳前後で第一子を出産するケースが多いようです。

もちろん、これはあくまで統計上の話であり、実際には子どもを望まないカップルもいますし、自分たちの意思で結婚の時期を遅らせる夫婦もいます。

従来の価値観が変わりつつある今、人生設計の選択肢は大幅に増えています。大切なのは、平均や周りのペースに合わせることではなく、「自分たちがどんな人生を歩みたいか」を軸に考えることです。すでに結婚を考えているパートナーがいる方はもちろん、将来的に結婚を希望されている方も、長い目で人生計画を立ててみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。

記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ

~47Life編集部より~
結婚はゴールではなく、その後の暮らしや人生を形づくるスタートでもあります。
結婚を考えるなら、健康、仕事、お金、そしてパートナーとの価値観なども総合的に考慮することが大切です。
どちらにせよ、適齢期は人それぞれ。その時が来たら結婚のタイミングです!