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もうすぐ赤ちゃんを迎える家庭では、生まれてからのドタバタを予想して事前にベビー用品を準備しておきたいですよね。
必要なベビー用品はいろいろありますが、あまり早すぎても置き場所に困りますし、遅すぎると出産に間に合わなくなる可能性がありますので、「いつからベビー用品を買えばいいのかな?」と悩むプレママ・プレパパは少なくありません。
単純にベビー用品を買いに行くだけでなく、必要なものをリストアップする時間も必要ですので、準備を始めるベストタイミングを知っておきましょう。
この記事では、ベビー用品の準備を始めるタイミングや必要なベビー用品、出産に必要なママ用グッズについて解説します。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
ベビー用品の準備はいつから始めるべき?
赤ちゃんが生まれると、しばらくは自由にお出かけするのが難しくなるため、必要なものはある程度まとめて準備しておきたいと考える人は少なくありません。
インターネット通販を利用すれば、外出せずにベビー用品を揃えることが可能ですが、パソコンやスマホで見る画像と実物では少なからず印象が変わりますので、「お店で実物を確かめながら買い物したい!」という方も多いでしょう。
ただ、妊娠初期はつわりなどで体調が安定しない日が多く、無理をすると切迫流産などのリスクも高くなります。
そのため、ベビー用品を揃え始めるのは、ママの体調が安定しやすくなる妊娠6ヵ月頃を目安にすると良いでしょう。
ただ、タイミングや必要な物は一律に言えるものではなく、子どもに合うかどうかや夫婦の生活スタイルによります。ベビー用品が必要だと分かってから、家族に買ってきてもらえれば不要なものを買わなくて済むこともありますので、事前に夫婦や家族でベビー用品の揃え方やタイミングについて話し合っておきましょう。
また、安定期に入ったら出産準備も進めていく必要があります。
妊娠中や入院時・産後に必要なものについては、「ママ・パパのための出産準備リスト!いつから何を用意するか事前に確認しよう」を参考にしてください。
ベビー用品で必要なものはリスト化しておこう
必要なベビー用品は、赤ちゃんの月齢によって異なります。
生後6ヵ月以降に必要なものに関しては、必ずしも妊娠中に揃える必要はありませんが、新生児期を含む生後0~3ヵ月の間に必要なベビー用品は出産前に準備しておくのがおすすめです。
必要と判断したものはリスト化し、パートナーと共有しておきましょう。インターネット(クラウド)上で情報を共有できるToDoリストアプリやツールなどを利用すると便利です。
続いては、実際に必要になることが多いベビー用品を月齢別に紹介します。
新生児・乳児期:生後0ヵ月~3ヵ月
出産前に揃えておきたい生後0~3ヵ月で必要になる主なベビー用品は、以下の通りです。
1.新生児用衣料・肌着類
赤ちゃん用の肌着には、丈の短い「短肌着」、丈が長めの「長肌着」、おでかけ着には股下にスナップがついている「コンビオール」、股下スナップのつけ方によってスカート状にもズボン状にもなる「2WAYオール」などがあります。
短肌着は新生児期の必需品で、季節によって一枚で着せたり、コンビオールの下に着せたりするのが一般的です。
寒い時期は足元まですっぽりカバーできる長肌着を用意しても良いでしょう。
1.1.選ぶ際のポイント
生まれたばかりの赤ちゃんは、ゲップやお漏らしなどで頻繁にお着替えが必要です。使う時期は長くても数ヵ月程度ですが、短肌着・長肌着ともに5~6着程度あると良いでしょう。
足の動きが活発になってくる生後1ヵ月以降は、コンビオールや2WAYオールを着せます。あっという間に大きくなってしまうので季節ものは買いすぎないよう注意しましょう。
なお、肌着に関しては月齢が進むごとに、体の大きさに合わせて新しいものに買い替えていくのがポイントです。
2.スタイ(よだれかけ)
赤ちゃんはよだれやミルクの吐き戻しなどで胸元を汚しやすいので、スタイは必須アイテムです。
なお、スタイをつけるのは、授乳時のミルクの吐き戻し対策など大人が見ている間だけにしましょう。スタイをつけっぱなしで寝てしまうと窒息などの恐れがあるからです。
2.1.選ぶ際のポイント
よだれの量には個人差がありますが、多い子は一日に何枚も取り換えなければならないので、5~6枚を目安に準備しておくと良いでしょう。
3.ベビーベッド・ベビー布団
生後間もない赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごすため、安全な寝床を用意する必要があります。
フェンス付きのベビーベッドなら、寝返りする月齢になっても寝床から転げ落ちる心配がありません。ペットや上の子のいたずらなども防げます。
ベビーベッドには必ずベビー用の布団をセットしましょう。
ベビー布団は適度な硬さがあり、赤ちゃんの未熟な骨や関節の成長を妨げたり、寝返りしたときに柔らかい布団に顔が埋もれて窒息したりするリスクが少なくなります。
3.1.選ぶ際のポイント
ベビーベッドの主流は70cm×120cmのレギュラーサイズですが、スペースが狭い場合には、一回り小さな60cm×90cmでも良いでしょう。ベビーベッドの柵の開き方には、主にドア式とスライド式があり、ドア式は開閉時にスペースが必要になるため要注意です。
寝室にベビーベッドを置く場合、ベビーベッドの床板の高さをパパママのベッドと同じか少し低くするのがおすすめ。起き上がらず赤ちゃんの様子を確認できます。購入前にママやパパのベッドの高さも確認しておきましょう。
ベビー布団はベビーベッドのサイズにあわせて選びます。
4.入浴グッズ
赤ちゃんは生後1ヵ月を過ぎるまでは、ベビーバスに入れて沐浴させます。
沐浴時は肌に優しいベビーソープを使用し、体の上には赤ちゃんを安心させるよう、ガーゼの沐浴布をかけます。
4.1.選ぶ際のポイント
ベビーバスは、沐浴をする場所や手間、居住スペースの広さを考慮して選びましょう。お馴染みのプラスチック製は、サイズや形状、デザインも豊富にあり、床置きタイプや台所のシンクに置けるものがあります。常時置いておくスペースがあれば、すぐに沐浴が出来て便利です。一方、空気で膨らますエアバスは、使わないときに、空気を抜いてしまうことができるので、日常の場所を取らない点が良いでしょう。
ベビーソープは赤ちゃんの肌を守りつつ洗浄効果があることが重要です。そのため保湿成分やうるおい成分が入っているかを確認し、洗浄力は汚れを落とし、肌も守れる「中間位」を選びましょう。また使いやすさとしてポンプ式の泡石けんを利用すると、泡立てる手間を省けて便利です。
5.ガーゼハンカチ
よだれ拭きや汗取り、乳歯のお手入れだけでなく、大きめのものであれば沐浴やバスタオル、おくるみとしても使える万能グッズです。
5.1.選ぶ際のポイント
お出かけ用、家の中でさっと使う用にハンカチサイズ・フェイスタオルサイズがあるとよいでしょう。
使い勝手が良く何枚あっても困ることはないので、10枚セットなどでまとめて購入するのがおすすめです。
ハンカチサイズとは別で、バスタオル・おくるみサイズも数枚あると便利です。
6.爪切り・綿棒
赤ちゃんの爪は伸びやすく、爪で自分の肌を傷つけることがないよう、こまめなお手入れが必要です。また、爪が伸びた状態で生まれる赤ちゃんもいるため、生まれてすぐに必要になることもあります。
赤ちゃんの耳や鼻のケアに、綿球の小さなベビー綿棒も用意しておきましょう。
6.1.選ぶ際のポイント
赤ちゃん用の爪切りには、大人も使うクリップ型やハサミ型、切らずに削るタイプのヤスリ型があります。
新生児のやわらかい爪を切るのに適しているのは「はさみ型」です。中でも、刃が湾曲した「カーブ刃」のものは、爪をよく見ながら切れて深爪しにくいのでおすすめです。安全性に配慮して、なるべく歯の先端が丸くなっているものを選びましょう。
赤ちゃん用の綿棒は主に4種類あるので、好みや用途に応じて使い分けるのもよいでしょう。
- オーソドックスタイプ
一般的な綿棒よりも細いので、赤ちゃんの鼻掃除に最適です。 - スパイラルタイプ
先端が波状(スパイラル)なので、耳の掃除に最適です。 - 粘着タイプ
先端が粘着するので、粉っぽく乾いた耳垢や汚れの掃除に最適です。 - オイル・水分配合タイプ
先端にオイルや水分が配合されているので、耳掃除やへその掃除にも使えます。
7.体温計
体温計は大人と同じものを使用しても問題ありませんが、なかなかじっとしていられない赤ちゃんの体温測定は大変です。測りやすさを重視するなら、赤ちゃん用の体温計を用意しておきましょう。
7.1.選ぶ際のポイント
赤ちゃん用の体温計を選ぶ際のポイントは、測定時間の短さです。寝ているときや動き回っているときでも測りやすい、おでこで測れる非接触式体温計や耳で測る耳用体温計を選ぶと良いでしょう。
8.おくるみ
おくるみは赤ちゃんを包む大きめの布で、赤ちゃんにママのお腹の中にいた時のような安心感を与えることができます。首が座っていない赤ちゃんを抱っこするときや体温調節に使うことができます。
8.1.選ぶ際のポイント
素材は通気性が良く軽い「ガーゼ・タオル素材」、形状は汎用性の高い「1枚の大判タイプ」がおすすめです。
秋冬に使うなら少し厚めのものが良いですが、赤ちゃんが暑くなりすぎず、適度に汗を吸収・発散できるもので、お手入れが簡単なものを選びましょう。
9.ベビーケア用品(スキンケア用品)
デリケートで敏感な赤ちゃんの肌は、清潔にするだけでなく保湿ケアも欠かせません。皮脂の分泌は生まれて間もないうちは盛んですが、生後2〜3ヵ月頃には減少し、肌が乾燥しやすくなります。
9.1.選ぶ際のポイント
赤ちゃんの保湿の基本は「ベビーローション」です。水分量が多く、肌の水分を補う効果もあります。低刺激でベタつきにくい乳液タイプ、容器は片手で出せるポンプタイプがおすすめです。
乾燥しやすい冬など、肌がかさついているときには、さらに「ベビークリーム」や「ベビーオイル」を塗って肌を保護してあげましょう。
10.おむつ用品
紙おむつやおしりふきは1日に何枚も使用します。
布おむつを利用する場合は、輪型おむつ・成形(ライナー)タイプのおむつとそれらを包むおむつカバーも用意しておきましょう。産後は赤ちゃんのお世話で疲れているので無理せず取り組むのがおすすめです。
10.1.選ぶ際のポイント
おむつは赤ちゃんの肌や体型に合う合わないがあることと、新生児用はあっという間に使えなくなるため、紙おむつは買いすぎに注意しましょう。出産祝いでもらえる可能性もあります。紙おむつは産院でサンプルを配ることもあるので、もらえたら参考にしてみてください。
おしりふきも赤ちゃんの肌に合うかどうか分かりません。合うものだと分かってからまとめ買いするのがおすすめです。
種類がたくさんあって迷ってしまったときは、産院で使用していたもので問題がなければ、同じものを購入してもよいかもしれません。
布おむつを選ぶなら、おむつを洗うバケツ、洗剤も用意しましょう。輪おむつは乾きやすいのですが、赤ちゃんのおしりに合わせて畳み方を工夫する必要があります。成形(ライナー)おむつは乾きにくいのですが、畳まなくてよいので楽です。
布おむつはエコですが、洗う手間があるのと、紙おむつと比べるとおしっこやうんちが漏れやすい傾向があります。無理して選ぶ必要はないので、紙おむつとの併用も考えてみましょう。
11.授乳グッズ
授乳グッズはママの母乳の量や、家族の生活リズムによって、必要か必要でないかが分かれます。完全母乳(完母)なら母乳をあげやすい服、母乳パッド、授乳まくらなどがあると便利です。
完全ミルク(完ミ)なら哺乳瓶や消毒用の器具、粉ミルクなどが必要となります。
母乳とミルクの併用なら、上記の両方が必要です。
初産婦ならどれだけ母乳が出るか分からないので、事前に買いすぎると無駄になってしまうかもしれないので、様子をみながら購入しましょう。
11.1.選ぶ際のポイント
完全ミルクで育てる場合、哺乳瓶は最低でも1本、洗浄・消毒の替えや予備として2〜3本用意しておくと良いでしょう。
完全母乳で育てる方も、ママが薬を飲まなければならない、母乳の出が悪いときなどに哺乳瓶と粉ミルクが必要になる可能性がありますので、1本は用意しておくと便利です。
哺乳瓶をまず1本用意するなら、衛生的でミルクを冷ましやすいガラス製、サイズは240mlのものがおすすめです。
12.バウンサー・ハイローチェア
バウンサーは、赤ちゃんを乗せて揺らし、あやすためのベビー用品。軽量・コンパクトなので、持ち運びやすいのが特徴です。
ハイローチェアは、イスと簡易ベッドの機能を兼ね備えたベビー用品です。スイング機能が付いており、乳児期の赤ちゃんの寝かしつけに役立ちます。水平にしておむつ替え台としたり、テーブルを取り付けられるものであれば、離乳食やおやつを食べさせたりするのにも使えます。
12.1.選ぶ際のポイント
長く使いたいのであれば、用途も広いハイローチェアがおすすめです。
あまりスペースがなく、赤ちゃんをあやしたり寝かしつけたりできればよいのであればバウンサーを選ぶと良いでしょう。
13.チャイルドシート
6歳未満の子どもを車に乗せる場合は、チャイルドシートを着用するのが法律で義務づけられています。
退院時に車で帰宅する場合は、出産前にチャイルドシートを購入し、装着を済ませておきましょう。
13.1.選ぶ際のポイント
チャイルドシートを選ぶ際は、価格だけでなく、使用できる年齢・身長・体重、安全基準、装着方法などをしっかり確認しましょう。
車を頻繁に利用する場合は、少し値は張りますが乗せ下ろしが楽な「回転式」がおすすめ。あまり車を利用しないなら、コンパクトで経済的な「固定式」を選ぶと良いでしょう。
14.ベビーカー
産後1ヵ月以降になると、ベビーカーでお出かけできるようになります。
おすわりができるまでは寝かせた状態で利用できるA型ベビーカーを使用しますが、最近は座った状態で使用するB型の機能も兼ね備えたAB兼用ベビーカーも販売されています。
14.1.選ぶ際のポイント
移動にバスや電車をよく使う場合や、コンパクトカーや軽自動車に載せておでかけする場合には、「4輪キャスター×軽量タイプ(4〜5kg程度)」がおすすめです。
車移動が中心でベビーカーを持ち上げることが少ない場合は、赤ちゃんの乗り心地やママの押し心地を重視して機能が充実したものを選んでも良いでしょう。
自宅やよく行く場所の周囲にでこぼこ道や坂道が多い場合は、安定感があり押しやすい「3輪キャスター」がおすすめです。
ベビーカーを使う機会が少ない場合は、価格がお手頃な「2輪キャスタータイプ」でも良いでしょう。
乳児期:生後3ヵ月~6ヵ月
これまで紹介してきたものに加え、ここでは生後3ヵ月以降の赤ちゃんに必要なものを3つ紹介します。
1.ママバッグ
赤ちゃんとお出かけするときは、おむつセットや授乳セットなど、いろいろなアイテムを持ち歩かなければなりません。
収納力があり、かつ使い勝手の良いママバッグをひとつ持っておくと、お出かけがスムーズになります。
1.1.選ぶ際のポイント
容量は15〜20Lが目安。ミルク育児など荷物が多い場合には、大きめの30L程度のものを選ぶと良いでしょう。素材は軽量で汚れなどを拭き取りやすい、ナイロン製がおすすめです。
取り出しやすさを重視するなら「トートバック」タイプ、両手が空くことや身体への負担を重視するなら「リュック」タイプを選びましょう。
2.抱っこひも
赤ちゃんはベビーカーに大人しく座っているとは限らず、時には抱っこをせがんで泣き出すこともあります。
赤ちゃんを抱っこしていてもベビーカーを押して歩いたり、家事などの作業をしたりできるよう、抱っこひもを準備しておきましょう。
2.1.選ぶ際のポイント
抱っこひもだけでのおでかけが多いなら、ママやパパの身体への負担が少ない「ベビーキャリア」タイプを選びましょう。産後すぐから36ヵ月(3歳)以上まで使えるものがおすすめです。
ベビーカーのサブ的な利用なら、かさばらない「スリング」タイプや「ベビーラップ」タイプ、家事中に使うなら「おんぶひも」タイプを選んでも良いでしょう。
3.ベビー服
赤ちゃんを連れて外出するようになったら、お出かけ用のベビー服を用意します。
3.1.選ぶ際のポイント
見た目はもちろん、外出先でも簡単におむつ替えできるデザインになっているものを選ぶのがポイントです。
成長してつかまり立ちができるようになったら、上下が分かれているセパレートタイプの服を用意します。
乳児期・離乳食期:生後6ヵ月~1歳未満
続いて、離乳食がスタートする生後6ヵ月~1歳までに必要なベビー用品を紹介します。
1.ベビーチェア
ベビーチェアとは、食事テーブル付きのイスのことで、離乳食が始まる生後6ヵ月までに用意しておくことが多いです。高さ調節が可能なものは、成長にあわせて長く使えます。
テーブルを取り付けられるハイローチェアは、寝かしつけだけでなく、ダイニングテーブルで離乳食を食べさせるときにも使えます。
1.1.選ぶ際のポイント
ベビーチェアには大きく分けて「ハイチェア」「ローチェア」(あるいはハイローチェア)「テーブルチェア」の3タイプあるため、使う場所やシーンに合わせて選びましょう。
高さのあるダイニングテーブルで食事するなら「ハイチェア」が適しています。成長に合わせて座面や足置きの高さを調整できるものなら、長く使えます。座面やテーブルに溝がなく、掃除がしやすいものがおすすめです、
ローテーブルで食事するなら「ローチェア」を選びましょう。テーブルの着脱しやすいものがおすすめです。
ハイローチェアはその名の通りダイニングテーブルに合わせたハイチェア、ローテーブルに合わせたローチェアにもなりますし、スイング機能もついています。
テーブルに取り付けるタイプの「テーブルチェア」は家のダイニングテーブルだけでなく、おでかけ先で食事するときにも使えます。床に置かないので掃除しやすいのがメリットです。テーブルによっては設置できないため、家のテーブルに取り付けられることを確認して購入しましょう。シートを取り外して丸洗いできるものが便利です。
2.離乳食セット
離乳食が始まる時期に合わせて、赤ちゃん用の食器やカトラリー(スプーン・フォーク)、マグカップやお食事用のスタイを準備します。
2.1.選ぶ際のポイント
食べ物を入れる器やマグには、電子レンジ対応のプラスティック製のもの、直接口に入れるスプーンなどは木製のものがおすすめです。食洗機を使っている方は、食洗機対応かもチェックして選びましょう。
あわせて、離乳食を作るためのアイテム(おかゆクッカーやすり鉢、保存容器など)も揃えておくと便利ですが、大人用のものでも代用できるため必要だと思う方のみで良いでしょう。すり下ろすのが面倒だと思うなら、思い切ってブレンダーを買った方が節約になるかもしれません。
3.歯固め
生後6ヵ月頃になると、赤ちゃんの下の前歯が生え始めます。
歯が生え始める時期は歯茎がむずがゆくなり、ありとあらゆるものを口に入れたがるお子さまもいます。かゆそうだなと思ったら専用の歯固めを用意しましょう。
3.1.選ぶ際のポイント
歯固めがいらないお子さまもいますので、おもちゃにもなるものを選ぶと良いでしょう。
4.ファーストシューズ
1歳頃には赤ちゃんが歩き始めるようになります。
ファーストシューズは赤ちゃんに初めて買うおでかけ用の靴です。10歩程度を安定して歩けるようになり、外でも歩けると思える頃に買うと良いでしょう。
4.1.選ぶ際のポイント
すぐに大きくなって買い替えが必要になるため大変かもしれませんが、ちゃんと足のサイズを測り、ぴったりサイズの靴を購入しましょう。
大きすぎる靴だと靴の中で足を踏ん張ったり指が曲がってしまったりして、外反母趾になる可能性が高くなります。指が曲がったまま歩くと土踏まずの筋肉が鍛えられなくなってしまうことも。
そのほか、「適度なクッション性」と「巻き上げ(トゥスプリング)」と呼ばれる、つま先の反り返りのあるもの、「通気性の良さ」もポイントです。
妊娠中・入院中に必要なものも把握しておこう
ベビー用品を揃えるのと同時に、出産を控えたママにとって必要なものも準備していきましょう。
ここでは妊娠期・入院時・産後に必要なものをリストアップしています。
1.妊娠期に必要なもの
- 母子手帳ケース(3,000円程度)
- 妊娠線予防クリーム(1個あたり約2,000円~5,000円)
- マタニティウエア、下着(1着あたり約1,000円~5,000円)
- 妊婦帯(約1,500円~3,000円)
- 栄養補助食品、サプリメント
母子手帳は子どもがある程度大きくなるまで使用しますので、母子手帳ケースはデザインだけでなく、利便性や耐久性も考慮して選びましょう。自治体からもらえる医療証や保険証、診察券、おくすり手帳なども入れられると便利です。
妊娠線予防クリームはお腹が大きくなる前から使用した方が高い予防効果を期待できます。
2.出産のための入院時に必要なもの
- マタニティパジャマ(約3,000円~5,000円)
- 産褥ショーツ(1枚あたり約500円~1,000円)
- 産褥(さんじょく)パッド(5~10枚/パックあたり約500円~600円)
- 清浄綿(100包/パックあたり約600~700円)
- 母乳パッド(100枚~/パックあたり約800円~1,000円)
- 産褥(さんじょく)ニッパー(約3,000円~4,000円)
- 乳頭ケアクリーム(1個あたり約1,000円~3,000円)
- 骨盤ベルト(約2,000円~5,000円)
産褥ショーツや産褥パッド、清浄綿は悪露(おろ)を対処するためのアイテムですが、産院によっては「お産セット」としてプレゼントしてくれるところもあります。産褥ショーツは生理用ショーツで代用する産院もあります。
あらかじめ出産予定の産院に問い合わせて、何を揃えればいいか確認しておきましょう。
3.産後に必要なもの
- 授乳ケープ(約2,000円~5,000円)
- 授乳用ブラジャー(約1,000円~4,000円)
外出先でもまわりの目を気にせず授乳できるよう、授乳ケープがあると便利です。
また、一般的なブラジャーだと付け外しが大変なので、カップの部分だけ簡単に開閉できる授乳用ブラジャーも用意しておきましょう。
妊娠中や入院時・産後に必要なものについては、「ママ・パパのための出産準備リスト!いつから何を用意するか事前に確認しよう」も参考にしてください。
意外と必要のなかったベビー用品とは?
ベビー用品売場を見ると、さまざまなアイテムが数多く販売されていることに驚かれるかもしれません。
しかし、売られているベビー用品をすべて揃える必要はなく、先輩ママの声を聞くと、「必要だと思って購入してみたものの、意外と使わなかった…」というアイテムも少なくありません。
例えば、汚れ防止のスタイは赤ちゃんの必需品ですが、そのぶん出産祝いとしてもらう機会も多く、自分でわざわざ準備しなくても事足りる場合があります。
また、大きめの赤ちゃんを出産した場合、一般的な新生児用の肌着やおむつはすぐにサイズアウトしてしまう可能性があります。
他にも、「母乳が出なくて完全ミルクになったので、授乳グッズはいらなかった」といった声も意外と多くありますので、母乳の出る量がわかってから買い揃えても良いでしょう。
ここからは実際の体験談をいくつか紹介します。
1.先輩ママに必要のなかったベビー用品を聞きました
(20代・1児のママ)
ベビーベッドを事前に用意していましたが、生後1ヵ月程度使い、その後は同じベッドで添い寝をしたため、ちょっともったいなかったなと思っています。生後に様子を見てから買っても良かったのかもしれません。同じ理由でベビーバスも1ヵ月程度しか使わず、知人は洗濯物用のバスケットを代用したと聞いて、うちもそうすれば良かったと思いました。
(30代・2児のママ)
1人目のときに張り切って用意したもので不要なものが結構ありました。ミトンはつけると嫌がったので1回しか使わず、ベビー服もたくさん買ったりもらったりしたのですがすぐに着られなくなってしまい、ほとんど新品の状態で人にあげてしまいました。おくるみもすぐにサイズが合わなくなり、2人目のときは大きめのバスタオルを使いました。
このように、必要なベビー用品は家庭や状況、予算などによって異なりますので、夫婦でよく話し合って購入するものやタイミングを決めることをおすすめします。
まとめ
赤ちゃんとの生活に必要なアイテムは意外と多く、衣類からベビー用の家具まで、いろいろなものを買い揃えなければなりません。
必要なアイテムは月齢によって異なるので、一気に準備する必要はありませんが、小さな赤ちゃんがいるとあちこち買い出しに出かける余裕がなくなりますので、妊娠前にある程度必要なものを揃えておきましょう。
また、ベビー用品と一緒にプレママや産後のママに必要なものも買い揃えておくと、余裕を持ってお産を迎えられます。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ