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Contents
- ベビー用品の準備はいつから始めるべき?
- ベビー用品で必要なものリスト
- <新生児・乳児期>生後0ヵ月~3ヵ月で必要なもの
- 1.新生児用衣料・肌着類(1枚あたり約600円~1,000円)
- 2.スタイ(1枚あたり約200円~2,000円)
- 3.寝具類(ベッド布団セット約10,000円~20,000円)
- 4.入浴グッズ(ベビーバス約1,000円~2,000円、ベビーソープ1本あたり約700円~2,000円)
- 5.おむつ用品(紙おむつ1パックあたり約1,000円~2,000円、おしりふき1パックあたり約200円~500円)
- 6.授乳グッズ(ほ乳瓶1本あたり約1,500円~3,000円)
- 7.チャイルドシート(約2万円~5万円)
- 8.ベビーカー(約2万円~5万円)
- 9.ガーゼハンカチ(10枚セット約500円~1,500円)
- 10.爪切り(約500円~800円)
- 11.体温計(約1,000円~3,000円)
- 12.おくるみ(約1,000円~2,000円)
- <乳児期>生後3ヵ月~6ヵ月で必要なもの
- <乳児期・離乳食期>生後6ヵ月~1歳未満で必要なもの
- <新生児・乳児期>生後0ヵ月~3ヵ月で必要なもの
- ママにとって必要なものも忘れずに!出産準備リスト
- 意外と必要のなかったベビー用品とは?
- まとめ
もうすぐ赤ちゃんを迎える家庭では、生まれてからのドタバタを予想して事前にベビー用品を準備しておきたいですよね。
必要なベビー用品はいろいろありますが、あまり早すぎても置き場所に困りますし、遅すぎると出産に間に合わなくなる可能性がありますので、「いつからベビー用品を買えばいいのかな?」と悩むプレママ・プレパパは少なくありません。
単純にベビー用品を買いに行くだけでなく、必要なものをリストアップする時間も必要ですので、準備を始めるベストタイミングを知っておきましょう。
この記事では、ベビー用品の準備を始めるタイミングや必要なベビー用品、出産に必要なママ用グッズについて解説します。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
ベビー用品の準備はいつから始めるべき?
赤ちゃんが生まれると、しばらくは自由にお出かけするのが難しくなるため、必要なものはある程度まとめて準備しておきたいと考える人は少なくありません。
インターネット通販を利用すれば、外出せずにベビー用品を揃えることが可能ですが、パソコンやスマホで見る画像と実物では少なからず印象が変わりますので、「お店で実物を確かめながら買い物したい!」という方も多いでしょう。
ただ、妊娠初期はつわりなどで体調が安定しない日が多く、無理をすると切迫流産などのリスクも高くなります。
そのため、ベビー用品を揃え始めるのは、ママの体調が安定しやすくなる妊娠6ヵ月頃を目安にすると良いでしょう。
ただ、タイミングや必要な物は一律に言えるものではなく、子どもに合うかどうかや夫婦の生活スタイルによります。ベビー用品が必要だと分かってから、家族に買ってきてもらえれば不要なものを買わなくて済むこともありますので、事前に夫婦や家族でベビー用品の揃え方やタイミングについて話し合っておきましょう。
また、安定期に入ったら出産準備も進めていく必要があります。
妊娠中や入院時・産後に必要なものについては、「出産準備は「いつから・何を・いくらで」用意するかをリスト化!」を参考にしてください。
ベビー用品で必要なものリスト
必要なベビー用品は、赤ちゃんの月齢によって異なります。
生後6ヵ月以降に必要なものに関しては、必ずしも妊娠中に揃える必要はありませんが、新生児期を含む生後0~3ヵ月の間に必要なベビー用品は出産前に準備しておくのがおすすめです。
ここでは、必要なベビー用品を月齢別に紹介します。
<新生児・乳児期>生後0ヵ月~3ヵ月で必要なもの
出産前に揃えておきたい生後0~3ヵ月で必要なベビー用品は大きく分けて12あります。
1.新生児用衣料・肌着類(1枚あたり約600円~1,000円)
赤ちゃん用の肌着には、丈の短い「短肌着」、丈が長めの「長肌着」、おでかけ着には股下にスナップがついている「コンビオール」、股下スナップのつけ方によってスカート状にもズボン状にもなる「2WAYオール」などがあります。
短肌着は新生児期の必需品で、季節によって一枚で着せたり、コンビオールの下に着せたりするのが一般的です。
寒い時期は足元まですっぽりカバーできる長肌着を用意しても良いでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ゲップやお漏らしなどで頻繁にお着がえが必要です。使う時期は長くても数ヵ月程度ですが、短肌着・長肌着ともに5~6着程度あると良いでしょう。
足の動きが活発になってくる生後1ヵ月以降は、コンビオールや2WAYオールを着せます。あっという間に大きくなってしまうので季節ものは買いすぎないよう注意しましょう。
なお、肌着に関しては月齢が進むごとに、体の大きさに合わせて新しいものに買い替えていきましょう。
2.スタイ(1枚あたり約200円~2,000円)
赤ちゃんはよだれやミルクの吐き戻しなどで胸元を汚しやすいので、スタイは必須アイテムです。
よだれの量には個人差がありますが、多い子は一日に何枚も取り換えなければならないので、5~6枚を目安に準備しておくと良いでしょう。
※スタイをつけっぱなしで寝てしまうと窒息などの恐れがあります。授乳時のミルクの吐き戻し対策に使うなど、スタイの着用は大人が見ている間としてください。
3.寝具類(ベッド布団セット約10,000円~20,000円)
生後間もない赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごすため、安全な寝床を用意する必要があります。
フェンス付きのベビーベッドなら、寝返りする月齢になっても寝床から転げ落ちる心配がありません。ペットや上の子のいたずらなども防げます。
また、ベビーベッドには必ずベビー用の布団をセットしましょう。
ベビー布団は適度な硬さがあり、赤ちゃんの未熟な骨や関節の成長を妨げたり、寝返りしたときに柔らかい布団に顔が埋もれて窒息したりするリスクが少なくなります。
4.入浴グッズ(ベビーバス約1,000円~2,000円、ベビーソープ1本あたり約700円~2,000円)
赤ちゃんは生後1ヵ月を過ぎるまでは、ベビーバスに入れて沐浴させます。
沐浴時は肌に優しいベビーソープを使用し、体の上には赤ちゃんを安心させるよう、ガーゼの沐浴布をかけます。
ベビーソープはポンプ式の泡石けんを利用すると、泡立てる手間を省けます。
5.おむつ用品(紙おむつ1パックあたり約1,000円~2,000円、おしりふき1パックあたり約200円~500円)
紙おむつやおしりふきは1日に何枚も使用します。おむつは赤ちゃんの肌や体型に合う合わないがあるのと、新生児用はあっという間に使えなくなるため、最初は買いすぎないほうが良いでしょう。おしりふきも赤ちゃんの肌に合うかどうか分かりません。合うものだと分かってからまとめ買いするのがおすすめです。
布おむつを利用する場合は、輪型おむつとおむつカバーも用意しておきましょう。産後は赤ちゃんのお世話で疲れているので無理せず取り組むのがおすすめです。
6.授乳グッズ(ほ乳瓶1本あたり約1,500円~3,000円)
授乳グッズはママの母乳の量や、家族の生活リズムによって、必要か必要でないかが分かれます。完全母乳(完母)なら母乳をあげやすい服、母乳パッド、授乳まくらなどがあると便利です。
完全ミルク(完ミ)なら哺乳瓶何本かや消毒用の器具、粉ミルクなどが必要となります。
母乳とミルクの併用なら、上記の両方が必要です。
初産婦ならどれだけ母乳が出るか分からないので、事前に買いすぎると無駄になってしまうかもしれません。
完全母乳で育てる方も、ママが薬を飲まねばならない、母乳の出が悪いときなどに哺乳瓶と粉ミルクが必要になる可能性がありますので、1本は用意しておくと便利です。
7.チャイルドシート(約2万円~5万円)
6歳未満の子どもを車に乗せる場合は、チャイルドシートを着用するのが法律で義務づけられています。
退院時に車で帰宅する場合は、出産前にチャイルドシートを購入し、装着を済ませておきましょう。
8.ベビーカー(約2万円~5万円)
産後1ヵ月以降になると、ベビーカーでお出かけできるようになります。
おすわりができるまでは寝かせた状態で利用できるA型ベビーカーを使用しますが、最近は座った状態で使用するB型の機能も兼ね備えたAB兼用ベビーカーも販売されています。
9.ガーゼハンカチ(10枚セット約500円~1,500円)
よだれ拭きや汗取り、乳歯のお手入れだけでなく、大きめのものであれば沐浴やバスタオル、おくるみとしても使える万能グッズです。
使い勝手が良く何枚あっても困ることはないので、10枚セットなどで購入しておくことをおすすめします。
10.爪切り(約500円~800円)
赤ちゃんの爪は伸びやすく、爪で自分の肌を傷つけることがないよう、こまめなお手入れが必要です。赤ちゃん用の爪切りには、大人も使うクリップ型やハサミ型、切らずに削るタイプのヤスリ型があります。また、爪が伸びた状態で生まれる赤ちゃんもいるため、生まれてすぐに必要になることもあります。
11.体温計(約1,000円~3,000円)
体温計は大人と同じものを使用しても問題ありませんが、赤ちゃん用の体温計は、数秒~数十秒程度ですぐに測定できるものが多く、じっとしていられるとは限らない赤ちゃんの体温をサッと測ることができます。
12.おくるみ(約1,000円~2,000円)
おくるみは赤ちゃんを包む大きめの布で、赤ちゃんにママのお腹の中にいた時のような安心感を与えることができます。首が座っていない赤ちゃんを抱っこするときや体温調節に使うことができます。
<乳児期>生後3ヵ月~6ヵ月で必要なもの
生後3ヵ月以降の赤ちゃんに必要なものを3つ紹介します。
1.ママバッグ(約2,000円~)
赤ちゃんとお出かけするときは、おむつセットや授乳セットなど、いろいろなアイテムを持ち歩かなければなりません。
収納力があり、かつ利便性の高いママバッグをひとつ持っておくと、お出かけに必要なアイテムを手軽に携帯できます。
2.抱っこひも(約5,000円~3万円)
赤ちゃんはベビーカーに大人しく座っているとは限らず、時には抱っこをせがんで泣き出すこともあります。
赤ちゃんを抱っこしていてもベビーカーを押して歩いたり、家事などの作業をしたりできるよう、抱っこひもを準備しておきましょう。
3.ベビー服(1着あたり約1,500円~3,000円)
赤ちゃんを連れて外出するようになったら、お出かけ用のベビー服を用意します。
見た目はもちろん、外出先でも簡単におむつ替えできるデザインになっているものを選ぶのがポイントです。
成長してつかまり立ちができるようになったら、上下が分かれているセパレートタイプの服を用意します。
<乳児期・離乳食期>生後6ヵ月~1歳未満で必要なもの
離乳食がスタートする生後6ヵ月~1歳までに必要なベビー用品を紹介します。
1.ハイローチェア(約6,000円~2万5,000円)
ハイローチェアとは、高さ調節が可能な食事テーブル付きのイスのことで、離乳食が始まる生後6ヵ月までに用意しておくことが多いです。
2.離乳食セット(約2,000円~4,000円)
離乳食が始まる時期に合わせて、赤ちゃん用の食器やカトラリー(スプーン・フォーク)、マグカップやお食事用のスタイを準備します。
あわせて、離乳食を作るためのアイテム(おかゆクッカーやすり鉢、保存容器など)も揃えておくと便利ですが、大人用のものでも代用できるため必要だと思う方のみで良いでしょう。すり下ろすのが面倒だと思うなら、思い切ってブレンダーを買った方が節約になるかもしれません。
3.歯固め(約1,000円~3,000円)
生後6ヵ月頃になると、赤ちゃんの下の前歯が生え始めます。
歯が生え始める時期は歯茎がむずがゆくなり、ありとあらゆるものを口に入れたがるお子さまもいます。かゆそうだなと思ったら専用の歯固めを用意しましょう。
歯固めがいらないお子さまもいますので、おもちゃになるものだと一石二鳥になりますよ。
4.ファーストシューズ(約1,000円~3,000円)
1歳頃には赤ちゃんが歩き始めるようになります。
ファーストシューズは赤ちゃんに初めて買うおでかけ用の靴です。10歩程度を安定して歩けるようになり、外でも歩けると思える頃に買うと良いでしょう。
ママにとって必要なものも忘れずに!出産準備リスト
ベビー用品を揃えるのと同時に、出産を控えたママにとって必要なものも準備していきましょう。
ここでは妊娠期・入院時・産後に必要なものをリストアップしています。
妊娠期に必要なもの
・母子手帳ケース(3,000円程度)
・妊娠線予防クリーム(1個あたり約2,000円~5,000円)
・マタニティウエア、下着(1着あたり約1,000円~5,000円)
・妊婦帯(約1,500円~3,000円)
・栄養補助食品、サプリメント
母子手帳は子どもがある程度大きくなるまで使用しますので、母子手帳ケースはデザインだけでなく、利便性や耐久性も考慮して選びましょう。自治体からもらえる医療証や保険証、診察券、おくすり手帳なども入れられると便利です。
妊娠線予防クリームはお腹が大きくなる前から使用した方が高い予防効果を期待できます。
出産のための入院時に必要なもの
・マタニティパジャマ(約3,000円~5,000円)
・産褥ショーツ(1枚あたり約500円~1,000円)
・産褥(さんじょく)パッド(5~10枚/パックあたり約500円~600円)
・清浄綿(100包/パックあたり約600~700円)
・母乳パッド(100枚~/パックあたり約800円~1,000円)
・産褥(さんじょく)ニッパー(約3,000円~4,000円)
・乳頭ケアクリーム(1個あたり約1,000円~3,000円)
・骨盤ベルト(約2,000円~5,000円)
産褥ショーツや産褥パッド、清浄綿は悪露を対処するためのアイテムですが、産院によっては「お産セット」としてプレゼントしてくれるところもあります。産褥ショーツは生理用ショーツで代用する産院もあります。
あらかじめ出産予定の産院に問い合わせて、何を揃えればいいか確認しておきましょう。
産後に必要なもの
・授乳ケープ(約2,000円~5,000円)
・授乳用ブラジャー(約1,000円~4,000円)
外出先でもまわりの目を気にせず授乳できるよう、授乳ケープがあると便利です。
また、一般的なブラジャーだと付け外しが大変なので、カップの部分だけ簡単に開閉できる授乳用ブラジャーも用意しておきましょう。
以上、妊娠中のプレママや産後のママに必要なものをリストアップしましたが、出産後、出産祝いをもらった時のお返しも考えておきましょう。
出産祝いのお返しにおすすめの人気商品や基本的なマナーについて、詳しくは「出産祝いのお返し大全!人気の商品やマナー、金額の相場は?」を参考にしてみてください。
意外と必要のなかったベビー用品とは?
ベビー用品売場を見ると、さまざまなアイテムが数多く販売されていることに驚かれるかもしれません。
しかし、売られているベビー用品をすべて揃える必要はなく、先輩ママの声を聞くと、「必要だと思って購入してみたものの、意外と使わなかった…」というアイテムも少なくありません。
例えば、汚れ防止のスタイは赤ちゃんの必需品ですが、そのぶん出産祝いとしてもらう機会も多く、自分でわざわざ準備しなくても事足りる場合があります。
また、大きめの赤ちゃんを出産した場合、一般的な新生児用の肌着やおむつはすぐにサイズアウトしてしまう可能性があります。
他にも、「母乳が出なくて完全ミルクになったので、授乳グッズはいらなかった」といった声も意外と多くありますので、母乳の出る量がわかってから買い揃えても良いでしょう。
ここからは実際の体験談をいくつか紹介します。
先輩ママに必要のなかったベビー用品を聞きました
(20代・1児のママ)
ベビーベッドを事前に用意していましたが、生後1ヵ月程度使い、その後は同じベッドで添い寝をしたため、ちょっともったいなかったなと思っています。生後に様子を見てから買っても良かったのかもしれません。同じ理由でベビーバスも1ヵ月程度しか使わず、知人は洗濯物用のバスケットを代用したと聞いて、うちもそうすれば良かったと思いました。
(30代・2児のママ)
1人目のときに張り切って用意したもので不要なものが結構ありました。ミトンはつけると嫌がったので1回しか使わず、ベビー服もたくさん買ったりもらったりしたのですがすぐに着られなくなってしまい、ほとんど新品の状態で人にあげてしまいました。おくるみもすぐにサイズが合わなくなり、2人目のときは大きめのバスタオルを使いました。
このように、必要なベビー用品は家庭や状況、予算などによって異なりますので、夫婦でよく話し合って購入するものやタイミングを決めることをおすすめします。
まとめ
赤ちゃんとの生活に必要なアイテムは意外と多く、衣類からベビー用の家具まで、いろいろなものを買い揃えなければなりません。
必要なアイテムは月齢によって異なるので、一気に準備する必要はありませんが、小さな赤ちゃんがいるとあちこち買い出しに出かける余裕がなくなりますので、妊娠前にある程度必要なものを揃えておきましょう。
また、ベビー用品と一緒にプレママや産後のママに必要なものも買い揃えておくと、余裕を持ってお産を迎えられます。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社ぱむ