育児に疲れた…みんなの子育て疲れの原因と解決方法は?

育児に疲れた…みんなの子育て疲れの原因と解決方法は?

子どもが生まれた瞬間は喜びもひとしおですが、同時に大変な育児がスタートする瞬間でもあります。
特に初めての育児は右も左もわからないことだらけで、身も心も疲れ果てているパパ・ママは少なくありません。

子育ては親の責任であり、義務でもありますが、無理をし過ぎると自分自身の心身の健康を害するおそれがあります。育児疲れを感じ始めたら、早めの対策が必要です。

この記事では、育児疲れの原因と、具体的な解消方法について解説します。

子育てに奮闘するパパ・ママが悩む原因は?

育児疲れを解消するためには、まず子育てに悩む原因を正しく理解する必要があります。

育児疲れは慢性化しやすいので、知らない間に疲れを溜め込まないよう、現在の生活を振り返って育児疲れの原因に心当たりがないかどうか確認してみましょう。

ここでは、子育てに奮闘するパパ・ママが抱えやすい主な悩みを4つご紹介します。

1.日常生活で気を緩める時間がない

小さな子どもは大人が予測しない行動を起こしやすく、ちょっとしたことが大きな事故につながることもあります。

たとえば生後1歳までは行動範囲こそ狭いものの、就寝中に亡くなる乳幼児突然死症候群(SIDS)や、うつぶせ寝・異物誤嚥による窒息などの事故が起こりやすい傾向にあります。
さらに1歳を超えて自分で歩けるようになると、飛び出しや転倒、転落などの事故リスクが高まります。

これらの事故は、親がちょっと目を離した隙に起こり得るものですので、親は常に緊張を強いられる状態になります。

毎日気を張り詰めていると、精神的な負担やストレスがかかり、気疲れが慢性化する原因となります。

2.物事がスムーズに進まない

小さな子どもは時や場所に関係なく泣いたりわがままを言うことがあり、困ってしまう場面も多いでしょう。
そのたびに子どものお世話や対応に追われていると、家事や作業の手が止まってしまい、なかなかスケジュール通りに物事が進みません。

後回しにした物事のしわ寄せは後からやってきますので、やる事が山積みになって心身に大きな負担がかかります。

3.自由時間が減る

子どもが生まれると、自分よりも子ども中心の生活になるため、自分の時間が大幅に減少します。
趣味に使える時間はもちろん、外食に行ったり、ショッピングに行ったりする時間も満足に取れなくなり、我慢の連続になります。

ちょっとした息抜きやリフレッシュをする暇もないため、イライラが募り、気持ちに余裕がなくなってしまいます。

4.生活が不規則になる

生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜のリズムが整っていないので、時間帯に関係なくお世話をしなければなりません。
特に生後1~2ヶ月は2~3時間おきに授乳しなければならないので、まとまった睡眠を取ることもできず、パパ・ママともにへとへとになりがちです。

生後2ヶ月を過ぎると徐々に生活リズムが整い、夜間授乳の頻度は少なくなると言われていますが、個人差があるため、人によっては長期間にわたって生活が不規則になることもあります。

ワンオペ育児も原因のひとつ

育児疲れの原因はいろいろありますが、現代日本においては、ワンオペ育児が大きな原因のひとつと言われています。

ワンオペ育児とは、1人がすべての仕事をこなすことを意味する「ワンオペレーション」と育児を合わせた造語で、パートナーが仕事や出張などで頼れず、自分1人で育児の一切をこなしている状態を指します。

本来、育児は夫婦が力を合わせて取り組むものですが、日本では令和になってもなお「男性は外で働き、女性は家を守る」という古い習慣が根強く残っています。

東京都生活文化局がまとめた「男性の家事・育児参画状況実態調査報告書」によると、1週間あたりの平均育児時間は、男性が143分間であるのに対し、女性は369分間と、2.5倍以上も多い結果となっています。

特に平日の育児時間の差は非常に大きく、男性はわずか100分にも満たないのに対し、女性は345分にも上っています。

なお、フルタイムで働いている女性の場合でも、週の平均育児時間は300分を超えており、同じくフルタイムで働く男性(141分)の育児事情とは大きな隔たりがあります。

同調査の「夫と妻の育児分担の状況」においても、「妻がほぼ全て担っている」「どちらかといえば妻が多く担っている」の合計が全体の8割を超えています。

育児分担割合について、女性の4割が「もっと夫が担うべき」と回答していることから、育児に疲れているママが、もっとパパに手伝って欲しいと思っている現状がうかがえます。

育児疲れを解消する方法は?

日々の育児疲れを解消するために、今すぐ実践できる方法と、少しずつ取り入れていきたい対策法を6つご紹介します。

1.がんばっている自分にご褒美をあげる

子どもを養育するのは親の義務ですが、自分の思い通りにならない赤ちゃんのお世話をするのはとても大変なことです。

「育児をこなせて当たり前」とは思わず、毎日がんばっている自分に対して、たまにはご褒美をあげましょう。

たとえば美味しいものを食べたり、欲しかった服を買ったりすると、やる気や元気が湧いてきます。
ストレスやイライラが溜まってからご褒美を買うというより、定期的に自分にご褒美をあげて、ストレスを溜めないようにするのがポイントです。

2.今の気持ちをノートに書き出す

パートナーは仕事で忙しく、まわりに頼れる人もいない方は、心の中にストレスを溜め込んでしまいがちです。

そんなときは、今の気持ちをノートに書き出して、心の整理をつけましょう。
心の中に溜まったものを文字という形で外に発散させると、ストレス解消に役立ちます。

後から読み直せば育児日記にもなりますので、子育ての記録を残しておきたいという方にもおすすめです。

3.体を動かす

体を思いっきり動かすと、ストレスが発散され、育児で疲れた心を癒すことができます。

子どもを抱っこしていると肩こりや腰痛を発症しやすくなりますが、定期的に運動していればコリもほぐれるので、一石二鳥の効果も期待できます。

4.ゆっくりお風呂に入る

お風呂に入ってゆっくり体を温めると、心の緊張もほぐれ、リラックスすることができます。

赤ちゃんと一緒に入浴するとのんびりバスタイムを楽しむ余裕がないので、お風呂に入っている間はパートナーに子どもを任せましょう。

5.プロに子どもを預ける

パートナーや身内に頼れないという人は、託児所やベビーシッターの利用を検討しましょう。

託児所やベビーシッターの利用には事前登録や予約が必要なので、今すぐに預けるというわけにはいきませんが、準備が整えば、1日数時間に渡って子どもをプロに預けられます。

育児に忙しくて家事に手が回らないという場合は、家事代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

6.夫婦間で育児の負担割合を考える

どちらか片方に育児の負担が偏っていると感じたら、夫婦で話し合いの場を設け、育児比率を見直してみましょう。

あらかじめスケジュール表を用意して、「土日はパパがお風呂に入れる」「月水金はママが寝かしつけを担当する」などと役割分担をしていくと、夫婦で協力しながら育児に関わっていくことができます。

困ったときは相談しよう!

初めての子育ては心身ともに疲れやすいので、困ったことや悩み事があったら、両親や身近にいる先輩パパ・ママに相談してみましょう。

頼れる人が身近にいない場合は、自治体の相談窓口や、無料の子育て支援サービスなどを利用すると、解決策の糸口が見つかることがあります。

夫婦だけで悩んでいると共倒れになってしまう可能性がありますので、完全に行き詰まってしまう前に、周囲にどんどん助けを求めることが大切です。

まとめ

育児中は、子どものお世話であっという間に一日が過ぎてしまい、なかなか自分の時間を取ることができません。

特にパートナーが仕事で忙しく、ワンオペ育児になってしまうと、心身ともに追い詰められてしまうおそれがあります。

育児疲れが慢性化してしまう前に、自分にご褒美をあげたり、ゆっくりお風呂に入ったりして、ストレスと疲れをうまく発散させましょう。

時には託児所やベビーシッターなどプロの力を借りて、疲れを癒す時間を確保するのもおすすめです。

また、夫婦で抱え込むと煮詰まってしまうことも多いので、両親や知人、自治体などへの相談も検討してみるとよいでしょう。

記事提供元:株式会社ぱむ