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「新婚」という言葉からは、楽しく幸せな結婚生活の始まりがイメージできます。
しかし、恋人気分でいられる新婚生活は、いつまでも続くわけではありません。
では、この「新婚期間」は、具体的にいつからいつまでなのでしょうか。
この記事では、新婚期間がいつまでかを説明し、末永く順調な結婚生活を送るための新婚期間の過ごし方をお伝えします。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。 法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
「新婚期間」っていつからいつまで?
「新婚っていつまで?」という疑問に対するもっとも一般的な答えは、「1年」です。
その理由には、一般的に「新」を当てはめられる期間が関係しています。「新入生」や「新社会人」は1年目だけに使われる言葉で、2年目以降には使われません。そうした要因から、「新婚も1年間」と考える方が多いのです。
また、結婚してから1年で、春夏秋冬すべてのイベントを一通りこなすことになります。「結婚して初めて体験するイベント」の数が落ち着いてくることで、新婚期間は終わりと考えるケースもあるでしょう。
とはいえ、すべての新婚夫婦が1年で新婚ではなくなってしまうというわけではありません。新婚期間に明確な定義はなく、「子どもが産まれるまで」や「いつまでも新婚」という方もいるでしょう。
重要なのは、結婚生活を長く快適なものにすることです。そのためには、独身から生活スタイルが大きく変わる新婚期間中に、よくある壁の乗り越え方を見つけておく必要があります。
新婚生活でぶつかりがちな“壁”4選
新婚生活が始まると、恋人同士の頃には想像していなかった周囲とのお付き合いの問題で、夫婦の意見がすれ違うことがあります。公的に夫婦となることで、周囲との関わりに責任が生じるためです。
周囲との関わりによって夫婦のすれ違いが起きやすい問題は以下の4つです。
- 義実家との関係
- ご近所付き合い
- 冠婚葬祭
- 地域ごとの風習
どの問題も、話し合いをしていないと夫婦どちらかが我慢をすることになるので、早めに話し合っておきましょう。
夫婦間で起きがちな問題については「新婚生活を幸せに!パートナーとの接し方を工夫しよう」で紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
義実家との関係
結婚をすると、義実家との付き合いも始まります。せっかく家族が増えたのだから、仲良く付き合っていけることが理想です。
しかし、結婚相手との相性が良くても、義実家の方とも相性が良いという保証はありません。性格的にどうしてもあわない場合もあります。また、新居と義実家との物理的な距離に応じて、どの程度の付き合いを持つのかも変わってきます。自分たちの性格や義実家との相性を考えて、付き合いの深さと頻度を調整しましょう。
大切なのは、早いうちにパートナーと本音で話し合っておくことです。
ご近所付き合い
結婚に合わせて引っ越す場合、引っ越し先でのご近所付き合いも必要です。
とはいえ、結婚したら100%ご近所付き合いをすることになるわけではありません。隣人と付き合うことの少ない物件を選んだり、もともとご近所付き合いの薄い地域に住んだりしていれば、そこまで多く関わりを持つこともないでしょう。
しかし、ご近所付き合いが密な地域で新生活を始める場合や、持ち家を買った場合は、どうしても多少のご近所付き合いをすることになります。無理に仲良くする必要はないものの、最低限の関わりは必須となるので、あまり社交的ではないタイプの方だと、ストレスを感じてしまうかもしれません。
ご近所付き合いの密度や方針について夫婦で話し合い、お互いの情報を共有するようにしましょう。
冠婚葬祭
結婚すると、冠婚葬祭に参加する機会が増える傾向があります。なぜなら、自分側の冠婚葬祭だけでなく、パートナー側の冠婚葬祭にも関わることになるからです。
また、自分たちが結婚するということは、年齢的に周囲の友人・知人も結婚をする年齢になっているということなので、結婚式への参加やご祝儀・出産祝いなどを贈る機会も増えていくでしょう。
このような冠婚葬祭にまつわるイベントへの参加や、ご祝儀などの金額については、あらかじめお互いの家族のルールを確認しておきましょう。
冠婚葬祭の場でマナー違反や失礼な行為をすると、今後の友人付き合いや親戚付き合いにも支障が出てしまうため、夫婦で冠婚葬祭のマナーについて勉強をする時間を作るとなお良いでしょう。
また、あらかじめ冠婚葬祭に使えるブラックフォーマルなどをそろえておくと、急なお呼ばれの際にも慌てずに済むのでおすすめです。
地域ごとの風習
義実家との付き合いだけでなく近所付き合いにも言えることですが地域によっては、定期的に地域の方や親戚の集まりがあったり、結婚式や葬儀のやり方が違ったりすることもあります。
生まれ育った地域による風習の違いは、地元の方に教えてもらわないとなかなか理解することができません。
何か不手際をしたときに、「新婚だから」「引っ越してきたばかりだから」と大目に見てもらえるのは新婚の間だけです。独特の風習がある地域の場合は、余計な面倒を避けるためにもご近所付き合いや義実家との連絡に力を入れ、地域や既存の人間関係になじむための準備をしておきましょう。
“壁”を乗り越えるには「ルール」が大切!
今までご紹介した新婚生活でぶつかりがちな壁を乗り越えるために必要なのは、「夫婦のルール」です。
いくら好き同士でも夫婦は他人同士
どれだけお互いのことをわかっていると思っていても、夫婦はあくまでも他人です。
異なる家庭で育てば、価値観が異なることもあり、自分にとって当然なことも相手にとっての非常識かもしれないという配慮が必要不可欠です。
自分や自分の実家で当然だったことをパートナーに無理強いした結果、関係がこじれてしまう場合もあります。
同居生活は、小さなすれ違いが原因で崩壊することも少なくありません。夫婦のどちらかが我慢をしてしまうケースもありますが、一方的な関係はいずれ破綻します。
また、話し合いの時期を逃し、結婚してから何年も経過してから話し合いをしようとすると、「何年も問題がなかったのだから、いまさら生活の仕方を変えたくない」といった反発を招くかもしれません。お互い、新生活のペースや生活のルールが定まっていない新婚期間だからこそ、夫婦で話し合いをしておく必要があるのです。
新婚期間で気をつけるべきポイント
新婚期間は、パートナーとしてお互いの役割や価値観の擦り合わせをおこなう時期でもあります。
お金の管理方法を決めておく
夫婦間で決めるべきルールの中で、特に重視してほしいのがお金に関するルール作りです。
この記事で触れた冠婚葬祭やご近所付き合いなどに関する出費についても、お互いにしっかりと認識をすり合わせておく必要があります。
具体的には、
- ご祝儀や香典として包むお金は、何親等かで決める
- お年玉に包むお金は年齢によって決める
- 帰省時の手土産はそれぞれ同額にする
といった項目を決めておくと良いでしょう。細かい部分まで追求しすぎると新婚生活が息苦しくなってしまうので、お互いに「これだけは譲れない」というルールから決めておくだけでも、大きなトラブルを防げます。
結婚後、新婚時期のお金管理については、「【共働き夫婦必見】結婚後のお金の管理はどうする?」も参考にしてみてください。
今後のライフプランを話し合っておく
新婚の時期に、今後のライフプランについて話し合っておくことも大切です。
というのも、新婚を過ぎるとあらためてライフプランを話し合う機会が少なくなるためです。将来について話しやすい新婚時期に、今後のライフプランを話し合っておくとよいでしょう。
話し合う内容としては、主に以下のとおりです。
- 子どもはもちたいか
- 子どもをもつとしたら、いつぐらいの時期か
- 住まいは賃貸のままか、マンションまたは一軒家を購入するか
- 住宅を購入する時期や予算
- ペットや趣味、旅行の予定や予算
- 定年時期や老後の過ごし方
- お互いの両親の介護について
もちろん、上記以外にも重要なプランがあれば話し合いますが、主に子どもや両親、住宅購入など大きな費用がかかる点について話し合っておくとよいでしょう。
補助金制度を把握しておく
実は、結婚したり子どもが生まれたりすると、国からさまざまな補助金を受けられることがあります。各補助金には年齢制限や所得制限が設けられているものの、新婚の時期に補助金制度を利用できれば、資金面での心配が減り、安心して新生活を送ることができます。
新婚時期に調べておきたい補助金制度(※)は、主に以下のとおりです。
補助金制度 | 補助金額 |
結婚新生活支援事業 | 上限30万円もしくは60万円 |
出産育児一時金 | 42万円 |
児童手当 | 3歳未満:15,000円 3歳〜小学校修了前の第1・2子:10,000円(第3子15,000円) 中学生:10,000円 |
こどもみらい住宅支援事業 60万円〜100万円 | 60万円〜100万円 ※2022年6月30日までに工事請負契約を締結したものに限ります。 |
ZEH補助金 | 55万円〜112万円(+α) |
地域型住宅グリーン化事業 | 最大90万円〜150万円 |
※上記補助金制度は、2022年9月時点の情報であり、今後変更となる可能性があります。
新婚のときに把握しておきたい国の補助金制度は、とくに結婚・育児・住宅の3つの分野です。上記の補助金制度のほかにも、自治体ごとに補助金制度を実施しているケースもあります。
夫婦が仲良く生活するためのコツ
夫婦の関係性を良好に保つには、新婚時期の対応が重要になってきます。
新婚のときから、お互いの意見を尊重し、スキンシップを十分にとっておけばトラブルがあったときも対処しやすくなるためです。
言葉にして伝えることが大事
「相手に嫌われたくないから」と、自分の気持ちを伝えることに対して臆病になっていませんか?
新婚時期だからこそ、今後のためにも言葉にして伝えることの重要性を理解しておく必要があります。
たとえば家事ひとつとってみても、「言わないとやってくれない」と一人でモヤモヤするよりも、言葉にして伝えるのが有効です。
「率先して家事をやってほしい」と伝え、今後の家事のルールについて二人で話し合うのがよいでしょう。言わなければ相手に気持ちが伝わらず、その後何十年もモヤモヤを抱えることになってしまいます。
お互いのプライベートの時間も大切に
新婚の時期は、カップルだったときよりも二人で過ごす時間が増えます。
そのため、仕事以外の時間は自宅で過ごすことが多くなるかもしれませんが、お互いのプライベートの時間も大切にしましょう。
「新婚だから常に二人でいないといけない」ということはありません。一人で過ごす時間をお互い大事にし、リフレッシュする時間を作るように心がけましょう。
スキンシップをとるようにする
新婚のときにかぎらず、スキンシップをとることはとても大切なことです。
TVを見ているときに手をつなぐ、肩たたきし合うなど簡単なことでもかまいません。スキンシップをとることで、会話せずともお互いを思い合う気持ちが高まるため、言葉にするのが苦手な人でも難しくないでしょう。
何かあればすぐに相談し、話し合う
先ほど、「言葉にして伝えることが重要」と説明しました。これに関連することですが、何かあればすぐに相談し、話し合うことが夫婦円満のコツです。
もちろん問題が起こっていなくても、毎日食卓で近状報告するだけでもよいでしょう。「仕事でこんなことがあった」「気になる物件を見つけた」などと、気になっていることや日常を話す時間をもちましょう。
結婚を機に保険も見直そう
結婚は、保険の見直しに最適な時期のひとつです。家族が増え、守るべきものができたとき、保険で備えるべき金額や目的も変化するため、すでに入っている保険を見直したり、新たに保険に加入したりするのがおすすめです。
結婚を機にパートナーのために準備したいという人は、万が一に備えた複合型保障や幅広い保障の医療保険はいかがでしょう。
フコク生命の「未来のとびら」なら、ニーズに合わせて保障を自由に組み合わせられます。
新婚・出産とライフステージに合わせて保障を組み合わせられるため、新婚の保険見直しにぴったりです。
まとめ
一般的に、新婚と呼ばれる期間は結婚してから1年ほどです。
もともと生活習慣も何もかも異なるふたりが一緒に生活する以上、すれ違いが起こるのは仕方ありません。冠婚葬祭の機会が増えたり、ご近所や義実家との付き合いが必要になったり、地域独自の風習について勉強したりすることは、大変かもしれません。
何より、お金の価値観が違うと、生活している中で大きなストレスを抱えてしまいます。だからこそ、ふたりの生活スタイルが固まっていない新婚の間に生活やお金に関するルールを作りましょう。
当たり前のようでなかなか難しいのが「本音で話し合う」ことです。この機会に、いつまでも仲の良い夫婦でいるための土台を作りましょう。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社ぱむ