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新婚生活の始まりに、新しく家具や家電・インテリアを購入しようとしている新婚夫婦も多いでしょう。
家具や家電は大きな買い物です。独身時代に使っていたものよりも大きなものや便利で高性能なものを買いたいけれど、結婚式や新婚旅行、マイホームや保険のことを考えると、あまり大きな金額を使えない新婚家庭も珍しくありません。独身時代の家具や家電をそのまま使うこともできるので、新生活のために家具・家電を新しく買うなら、本当に必要な製品にしぼりましょう。
この記事では、家具・家電選びに悩む新婚夫婦に向けて、新婚生活を送る上で新しく買いたい家具・家電や、新婚生活の準備にかかる費用、家電をなるべく安く購入する方法について解説します。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
新婚生活に必要な家電は?
結婚生活のスタートをきっかけに、多くの新婚カップルが家具や家電の購入に踏み切っています。「新婚生活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると、全体の66.8%(うち家電のみは11.0%、家具・インテリアのみは9.2%)の夫婦が、結婚生活を機に家具・家電製品を買っています。
しかし、新たな生活を始めるからといって、すべての家具や家電を一度にそろえようとする必要はありません。家具・家電・インテリアをふくめた新婚生活の準備費用は、平均で59万円です。
なかでも購入価格の高い家電は、新婚夫婦にとって大きな買い物となっています。ここで無理な買い物をすると、家計や生活費を圧迫してしまう可能性があるので、できるだけ安く抑えたいのが正直なところですよね。
そもそも、家電には1人用、2人用、ファミリー用があり、家族構成によって最適なサイズが異なります。新婚生活の時点では、将来的にいつ何人家族が増えるかわかりません。家電のサイズ感が合わず、後悔する買い物になってしまう可能性もあります。
かといって、最初からファミリー用を購入しても、サイズが大きすぎ、部屋が手狭になって、かえって不便を感じてしまうことも少なくありません。
新婚で必要になる家具・家電一覧
新婚生活に必要な家具・家電は夫婦の生活スタイルによって異なりますが、ここでは一般的な例を紹介します。
【家具】
- カーテン類
- ラグ・カーペット
- ソファ
- ベッド
- 寝具
- リビングテーブル
- ダイニングセット
- 食器棚
- AVボード
【家電】
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 掃除機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- ヒーター
- 照明器具
- エアコン
- テレビ
- ドライヤー
もちろん上記は一例で、人によっては空気清浄機や加湿器、コーヒーメーカー、ウォーターサーバー、チェストなどが必要になる家庭もあるでしょう。
ただ、最初からあれもこれもとすべて買いそろえたいとなると、家計に負担がかかるおそれがあります。
新婚のうちは優先度の高い家具や家電だけを買いそろえ、他のものは生活が落ち着いてきたら少しずつ買い足していくというのも一つの方法です。
ひとり暮らし時代からそのまま使える家具・家電は?
新婚生活で使用する家具や家電の中には、夫婦のどちらかまたは双方がひとり暮らしのときに使用していた私物をそのまま使い回す方法もあります。
たとえば、アイロンやドライヤーは家族の人数に関係なく使えるものですし、掃除機や炊飯器、電子レンジ、トースターなどの小型家電は、夫婦2人のうちはひとり暮らし用の物を使ってもさほど不便を感じません。
新婚だから心機一転、すべて買いそろえるという方法もありますが、まだ使用できるひとり暮らし時代からの家具・家電を持ち越せば、そのぶん新しく買い足す費用が浮くので、家計の節約になります。
一方、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、掃除機などの大型家電は新婚生活のスタートと同時に新しく買い替えても良いでしょう。また、カーテン、ラグ、ベッドなどの家具は新居の寸法に合ったものに買い替えたほうが快適に新婚生活をスタートできます。
もちろん、ひとり暮らしのときに使用していたもので不満や不便を感じないのであれば無理に買い替える必要はありません。実際に生活を始めてから「使いにくいな」「やっぱり新しく買ったほうが良いな」と思った時点で購入を検討することをおすすめします。
新婚時は何かと出費がかさむため、お互いの持っているもので間に合わせながら、買い替えが必要なものを見極めましょう。
新しく買うべき家具・家電は?
新婚生活を始めるにあたって新しく買ったほうが良い家具・家電の一例と、選び方のポイントを紹介します。
冷蔵庫はファミリーサイズに買い替えてもOK
冷蔵庫のサイズの目安は、1人あたり100リットルです。子どものいない新婚夫婦なら、200リットルが目安です。
しかし、冷蔵庫は「大は小を兼ねる」家電であるため、結婚を機にファミリーサイズを購入しても問題ありません。大きなサイズの冷蔵庫があれば、週末の買いだめも可能ですし、共働き世帯なら作り置きできるスペースがあると便利です。 また、冷蔵庫の消費電力は型式やメーカーに依存し、サイズによる電気代の違いは大きくありません。キッチンや玄関の幅や高さを考慮する必要はありますが、冷蔵庫は買うべき家電の代表と言えます。
洗濯機は新居の室内洗濯機置き場を見てから判断を
洗濯機の購入は慎重に考えましょう。
洗濯機のサイズは、室内洗濯機置き場の配置や大きさの影響を受けます。特に、新婚生活を機に2人用の物件に引っ越した場合は、コンパクトな機種しか置けないケースもあります。独身時代の洗濯機がそのまま使えるなら、購入しなくてもOKです。洗濯機はコンパクトなものでも十分に使えますし、サイズが大きくなると水道代がかさみます。子どもが生まれた段階で、買い替えやサイズアップを検討するのがおすすめです。
テレビは最初から大きめのサイズでも問題なし
結婚を機に大画面のテレビを買う夫婦は珍しくありません。
2人用の部屋はリビングのサイズが広めの物件が多く、部屋への搬入も問題となりません。映画やドラマが好きなカップルなら、新しくテレビを買い替えても良いでしょう。テレビのサイズにこだわりがないなら、お互いのものを持ち寄ってもOKです。後でサイズが小さいと感じたら、寝室用のテレビにすることもできます。
掃除機はファミリー用を買うと家事の負担が減る
毎日の掃除の手間を考えると、ファミリー用の高性能な掃除機を新しく買うことをおすすめします。
新婚生活がスタートして家族が増えると、部屋が汚れる頻度が増え、掃除しなければならない部屋数も増加します。独身時代のコンパクトな掃除機ではきれいになるまで時間がかかり、毎日の掃除がストレスになってしまうこともあります。掃除機は大型のものでもそれほど置き場所をとらないため、最初からファミリーサイズを購入しても問題ありません。
カーテンやラグは部屋のサイズを確認して新調を
カーテンやラグは、窓や部屋のサイズに合わせて新しく購入するのが基本です。
きちんと採寸して購入しないと、カーテンの丈が足りない・長すぎる、部屋のサイズに対してラグが大きすぎる・小さすぎるなどのミスが起こってしまう可能性があります。
交換するとしてもすぐに手元に届かなかったり、ものによっては返品できないものもあるので、購入前に窓や部屋のサイズを不動産会社に問い合わせるか、あるいは引っ越し前に採寸しておきましょう。
ベッドなど寝具は今後のライフスタイルに合わせて決める
ベッドや布団などの寝具は、今後のライフスタイルや夫婦それぞれの好みに合わせて決めるのがポイントです。
たとえば、夫婦で一緒に寝るのなら2人が十分な広さを確保できるサイズのベッドを1台購入する、生活リズムが違うからベッドは別々にしたいという場合はシングルベッドを2台購入するなどがあります。
また、マットレスも、硬めが好み、柔らかいほうが良いなど、個人によって好みが分かれますので、夫婦でしっかり話し合って決めましょう。
家具・家電を買う前に考えるべきことや選び方
ここまでひとり暮らし時代からそのまま使えるものや、新しく買うべきものについて紹介してきましたが、それ以外の家具・家電を買う場合に考えておきたいことと、選び方のコツを4つのポイントにわけて解説します。
生活必需品であるかどうか
新しい生活をスタートさせるには、新居への引っ越し、家具や家電、日用品の購入など、さまざまなことにお金がかかります。そのため、最初のうちは生活必需品のみに絞って買いそろえたほうが家計に負担がかかりません。
購入するかどうか迷ったときは、新生活に必要なものか、他で代用が利く物でないかを、よく考えるようにしましょう。また、どうしてもすぐに欲しい場合は、リサイクルショップやフリマアプリを利用してみる方法もあります。
家族構成に左右されにくいものを選ぶ
はじめは夫婦2人の生活でも、将来的に子どもが生まれたら3人、4人と家族が増えていく可能性があります。将来、子どもが欲しいと考えているカップルは、なるべく家族構成に左右されにくいもの、サイズを選ぶのがポイントです。
例えば、電気ケトルは家族の人数が増えても使い続けられる家電です。洗濯機や冷蔵庫も、家族の人数が1人増えたとしても問題ないでしょう。ワンサイズ大きいものを買っておくのもありです。また、ドライヤーや体重計のように1人で使う家電も、家族構成の変化に左右されません。
ワンサイズ大きい家電を購入するときに気を付けておきたいのが、現在の住居スペースとの兼ね合いです。また、大きめの家電を買うと電気代が高くついてしまうこともありますので、購入前に確認しておきましょう。
予算を決めておく
予算を決めておかないと予想以上に高額になってしまう可能性がありますので、あらかじめ大まかな予算は決めておいたほうが良いでしょう。
家具や家電の価格帯は幅広く、物によっては数万円~数十万円の差が出ることもあります。こだわらなければ安く購入できるものもありますが、使いにくかったり、壊れやすかったりして、買い直すことになる場合もあります。
結果、高くついてしまったとならないように、事前にリサーチして長く使えるものを選びましょう。
部屋の広さや好みのデザインで考える
家具や家電の中には大型の物もあるため、部屋の広さを考慮して選ばないと居住スペースが手狭になってしまう可能性があります。
家具・家電を置く部屋ごとの広さを事前にチェックし、十分なスペースを確保できるか、生活動線の邪魔にならないかなどをきちんと確認してから購入しましょう。
また、家具や家電はデザインのバリエーションが豊富なので、テイストを統一させないと部屋全体の印象がちぐはぐになってしまうおそれがあります。
どんなインテリアにしたいのか、どういった雰囲気の部屋が理想なのか、ある程度イメージを固めてから家具・家電のデザインを決めたほうが後悔せずに済みます。
家電の費用を抑えるためのコツやポイント
新婚生活を始める上で、家具や家電・インテリアは大きな買い物です。
マイホームの購入や生命保険、結婚式や新婚旅行など、ほかにも大きな買い物があるからこそ、生活のために家電の購入費用を抑えたいものです。
ここでは家電の購入費を安く抑えるためのコツとポイントを紹介します。
購入リストを作成し優先順位をつける
まずは新婚生活に必要な家電をリストアップし、メモやノートなどに書き留めてみましょう。
その上で、「必ず購入するもの」「いずれ購入したいもの」などに仕分けして、欲しい家電に優先順位をつけていきます。
予算の関係ですべての家電を一度に買いそろえられない場合は、優先順位の高いほうから順番に購入し、残りは生活をスタートさせてから買い足していくと良いでしょう。
しっかりと2人で話し合って決める
家電は決して安い買い物ではなく、かつ生活に密接したものが多いので、選び方を誤ると後悔することになりかねません。勢いで決めてしまい、「ここまでの機能は必要なかった」「思うように使いこなせない」となることも考えられます。
家電を買う際は、本当に必要なものか、自分たちに合っているか、予算はどれくらいにするかなどをよく話し合い、後悔をしないものを選びましょう。
家電が安くなる2つのタイミングを狙う
家電が安くなるタイミングは2つあります。
特に狙い目なのが、家電量販店の「決算期」です。中間決算(8月~9月)や総決算(2月~3月)の時期は、決算までになるべく家電を売るため、各店舗が赤字覚悟の破格の値段で家電を販売します。
また、新商品が発表されたタイミングも、型落ち・棚落ちの家電が安くなります。日頃から家電量販店をよく利用している方は、「決算期」と「新商品の発表」の2つのタイミングを狙いましょう。
ネット通販ならセールの日がおすすめ
ネット通販をよく利用している方は、セールの日が狙い目です。
大手ネット通販会社は、定期的に家電のセールを開催しています。ネット通販によっては、テレビ、冷蔵庫、空気清浄機など、大型家電もセール対象になります。欲しい家電があるなら、定期的にセールをチェックしましょう。
中古品を買うという選択肢も
どうしても家電を安く買いたいなら、中古の家電セットを狙うのもおすすめです。
リサイクルショップやオークションサイトを利用すれば、新品で買うよりも購入コストを抑えられます。ただし、中古品は新品よりも故障するリスクが高く、保証やサポートもあまり期待できません。可能なら店舗で現物を確認するなどして、なるべく状態の良い家電製品を買うようにしましょう。
家電はどこで買うのがおすすめ?-量販店・通販比較
結婚を機に家電を買うなら、どこで買うべきでしょうか。
「新婚生活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると、新婚夫婦の90.3%が家電量販店、24.4%がネット通販で購入しています。(複数回答)
家電量販店・ネット通販それぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。
【図1】家電量販店とネット通販のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
家電量販店 | ・欲しい家電を店頭で確認できる ・配送料が無料の店舗が多い ・保証やアフターサービスが充実 ・ポイントカードで買い物なども可能 | ・ネット通販価格が安いこともある ・配送スピードはネット通販に劣る |
ネット通販 | ・量販店よりも値引きが多い ・配送サービスに力を入れており、最短で翌日配送可 | ・家電の使用感を店頭で確認できない ・初期不良などのアフターサポートが弱い ・大型家電も自分で設置しなければならない場合がある |
ネット通販はリーズナブルに家電を購入できますが、保証やアフターサポートが弱く、購入前に現物を確認できません。家電量販店なら、ネット通販より値段の手頃さではやや劣るものの、大型家電の設置や、配送料無料、延長保証サポートなど、多種多様なサービスが充実しています。家電を安く買うならネット通販、保証やサービスを重視するなら量販店がおすすめです。
まとめ
この記事では、新婚生活に必要な家具や家電の選び方や、安く買う方法を解説しました。
新婚生活にあたって、すべての家具や家電・インテリアをそろえようとすると、家計を圧迫します。
新しく購入する場合、冷蔵庫、テレビ、掃除機、エアコンなど、今後のライフプランに関係なく使えるものがおすすめです。
家電を買うなら、あらかじめ欲しい家電をリストアップし、優先順位をつけておけば、予算内で必要不可欠なものを買いそろえることができます。
家電量販店は決算期や新商品の発表前後、ネット通販は大型セールの時期を狙いましょう。 家電の購入費用を抑えることで、新婚生活の準備費用を他の項目に回し、家計を助けられます。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ