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親にとって子育ての日々は、楽しいと共に大変なものです。そのため子育てでついイライラと感情的になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
この記事では子育てでお悩みの方へ、イライラする原因や解消法、意識しておくとよいことなどについて解説していきます。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
子育てでイライラする原因とは?
子育てでイライラしてしまうと、自己嫌悪に陥ってしまうこともあると思います。まずは、その原因を考えてみましょう。
子育てでイライラする原因として考えられるもの7つ
- 子どもが言うことを聞いてくれない・思い通りにいかない
- 寝不足やストレスが溜まっている
- ひとりになる時間がない
- 周りとの付き合いがうまくいかない
- パートナーが非協力的
- 元の仕事に戻れるか不安がある
- 将来に不安を感じている
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 子どもが言うことを聞いてくれない・思い通りにいかない
特に低年齢の子どもがいるご家庭では「偏食気味の子どものことを考えて一生懸命作ったご飯を食べてくれない」「寝る時間になっても子どもがなかなか寝てくれない」「朝の身支度で時間がないのに子どもが自分でやりたがる」など、子どもが親の言うことを聞いてくれない、思い通りにいかないといった状況は多くあると思います。
低年齢でも子どもの意志や自我が芽生えてくると、親ではなかなかコントロールできないため、イライラの原因となります。
2. 寝不足やストレスが溜まっている
こちらは乳幼児がいるご家庭でイライラの原因として多いものです。抱っこしないと泣き止まない、母親が見えなくなると泣くなどが日常化すると、お世話する側は寝不足になり、イライラにつながりやすくなります。
3. ひとりになる時間がない
かわいい子どもとの時間は楽しくかけがえのないものではありますが、親それぞれがひとりになれる時間がないと、やはりストレスが溜まっていくことになります。例えば「初めての育児でワンオペ」「ワンオペで2人以上の子育てをしている」「共働きで子どもが未就学児」といったケースでは、親がひとりになれる時間がなかなか取りにくく、ストレスが溜まりイライラしてしまうことも多いかもしれません。
4. 周りとの付き合いがうまくいかない
子育て中には、両家の両親やママ友などとのお付き合いがイライラの原因になることも多いです。両家の両親が良かれと思って子育てのアドバイスをしてきたり、近い年齢の子どもがいるママとそれぞれの環境の違いで気持ちがすれ違ってしまったりすることも少なくありません。対人関係では、周りともうまくやっていこうとすればするほどイライラしてしまい、ストレスが溜まりがちになるでしょう。
5. パートナーが非協力的
産後の身体の回復期間も含めて、子どもが小さいうちは母親と一緒に過ごす時間のほうが長くなる傾向にあります。そうなると、父親と母親の育児慣れのレベルに差が出てきてしまい、母親の育児負担が大きくなるケースも少なくありません。
「一日中子どものお世話に追われて、気がつくと夫の帰宅時間になっていた」という経験がある女性は多いのではないでしょうか。そのようなときに夫がゆっくり休んでいたり、ゲームなど好きなことをしていたり、おむつ替えもうんちのときはママ任せになったりした場合には、妻としては「私ばかり」とイライラするのは当たり前のことだといえます。
6. 元の仕事に戻れるか不安がある
育児休業中で復職予定の方は、慣れない育児に奮闘しながらも、仕事復帰に向けて保育園についての情報収集や職場への復帰前相談などを早めにおこなっていくことになります。実際に復帰の時期が近づいてくると「育児と仕事の両立ができるのかどうか」「子どもが病気になったら仕事で同僚に迷惑をかけないか」といった元の仕事に戻る事への不安を感じ始めることでイライラを感じる可能性もあります。
7. 将来に不安を感じている
特に第一子の場合には、周りの子どもとの成長の差を気にしてしまうものです。子どもは、成長していくにつれてそれぞれの個性も現れてきます。親としてはつい周囲と比較して焦ったり、さまざまな集団生活に馴染めるかなど将来へ不安を感じたりすることでイライラすることもあるでしょう。
イライラを抑えられない人の特徴
実は、子育てでイライラが抑えられないという方は「がんばり屋」であることが多いのです。次の3タイプのどれかに当てはまる方は、「育児でがんばり過ぎている」ことを認識し、自分のがんばりを認めることから始めましょう。
1. 人に頼るのが苦手な人
人に頼るのが苦手でひとりでこなしたいタイプの方は、初めての慣れない育児でもひとりでがんばろうとしてしまいがちです。育児は「子どもの命を守りながら成長を見守る」という大変な仕事ですので、ひとりで背負おうとすると、心身ともに大きなストレスを抱え込むことになります。
2. なんでも完璧でないと気が済まない人
物事を完璧にこなしたいタイプの方は、子育てでも完璧を求めたくなるかもしれません。しかし子育てでは、子どもの意志や環境条件など自分の意思だけでは変えられないことも多く関わってきます。そのため理想通りにいかずに悩みを抱えることもあります。
3. 責任感が強い人
何事にも責任感が強い方は、基本的に真面目で一生懸命に取り組むあまり、自分の疲れが蓄積していることに気づかない場合も多いです。育児に奮闘して過労を放置すると、育児ノイローゼに発展してしまう可能性もあります。
子育てのイライラを解消するには
子育てでイライラを感じたときに実践できる具体的な解消方法を知っておくことは、自分のためにも家族のためにも大切なことです。いざというときには、次の5つの方法からできそうなものを選んで試してみることをおすすめします。
1. 客観的に振り返ってみる
イライラを感じているときには、頭の中で考えているだけではなかなか解消できないものです。そんなときは「どんなことにイライラを感じたのか」を紙に書き出し、イライラの状況を客観的に振り返ってみるのも効果的です。
3つのステップ | 効果 |
1.イライラしていることを 紙に書き出してみる | イライラを文字で可視化することで 具体的な課題が見え、少しスッキリする |
2.「なぜそう思ったのか」の根拠も書く | イライラを客観視できるので、自分がイライラしやすい傾向が分かる |
3.第三者の視点からイライラの状況を見てみる | 第三者の視点で見ることで、自分の考えや態度が偏っていないか判断できる |
2. 自分にご褒美をあげる
子どもを褒めたり、家事を分担してくれるパートナーに感謝したりするだけでなく、日々子育てをがんばっている自分にもときにはご褒美をあげましょう。がんばりをご褒美で認めてあげることで、育児でのイライラを発散させることができます。
おすすめのご褒美時間(例) | 具体的な方法(例) |
ご褒美スイーツを食べる | 子どものお昼寝中、寝かしつけ後などにご褒美スイーツを食べる |
ぐっすり眠る、ゆっくり湯船に浸かる | 休みの日にパートナーに子どもの世話を任せてぐっすり寝たり、長風呂をしたりする |
ひとりカフェ、ランチをする | 休日にパートナーに子どもを預けて、ひとりでゆっくりカフェタイムを楽しむ |
美容院、マッサージに行く | 休日にパートナーに子どもを預けて、心身のメンテナンスをする |
3. パートナーと話し合う
子育てでイライラが我慢できなくなったら、現在の育児の分担状況が適切ではない可能性もあります。そこでパートナーと話し合い、具体的な課題解決のために平等なルールを作ることで、今後のイライラ解消につながるでしょう。
課題(例) | ルールを決める(例) |
子どもの送迎担当について | 朝はパパ、お迎えはママなど(勤務時間など臨機応変に対応できる範囲を確認する) |
家事の分担について | 料理・洗濯物畳みはママ、洗濯・お風呂掃除はパパ、買い出しは週末一緒になど |
子どものしつけについて | 叱り役はパパ、なだめ役はママ、ゲームできる時間を決めるなど、ルールを共有する |
親のひとり時間の確保について | 親がそれぞれ月に〇回ずつ、週末にひとり時間を設けるなど、不公平にならないように決めておく |
4. ストレスマネジメントを取り入れる
ストレスマネジメントとは、「ストレスと上手に付き合う方法を考えて、ストレスをコントロールしていくこと」です。[参考1]子育てでイライラを感じたら、ストレスが溜まってしまう前に、次のようなステップでストレスマネジメントをおこなってみましょう。「朝の身支度で時間がないのに子どもが自分でやりたがる」という状況を例に挙げてみます。
ストレスマネジメントのやり方[参考2]
3つのステップ | 具体例 |
ものごとの見方をポジティブに変えてみる | 自立の心が育つ良い機会と考える自己主張ができるのは良いこと |
子どもに自己決定を促すような声掛けをする | 「準備がんばってるね」と共感し、子どものがんばりを認める「自分でやり遂げるか、保育園や幼稚園に遅刻しない(親が手伝う)のとどちらが良いか」子どもに決めさせる |
親は自分にあったストレス解消法を見つける | すぐにできるもの:深呼吸、散歩時間を設けてやりたいもの:マッサージ、おしゃべり、映画鑑賞など |
参考1:厚生労働省e-ヘルスネット「ストレスマネジメント」
参考2:NPO法人えじそんくらぶ「よりより親子関係のために-ストレスを減らす3つのヒント」
5. アンガーマネジメントを取り入れる
アンガーマネジメントとは、「怒りの感情とうまく付き合うためのトレーニングをすること」です。[参考3]子育てでイライラが募ったら、次のような方法を試してみるのもおすすめです。
アンガーマネジメントを活用した対処方法[参考4]
対処法 | 期待できる効果 |
6秒間数えながら口を閉じる | その間に怒りの感情が収まり、理性的に考えられるようになるといわれている |
その場を離れる | 6秒間が無理な場合。離れることで怒りを鎮めることができるといわれている |
怒りのパターンがあるか振り返ってみる | 以前同じパターンで怒りを爆発させたときの結果が悪かった場合には、繰り返さないように考えるようになる |
参考3:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会
参考4:関西福祉科学大学 心理・教育相談センター「おうちでできるストレス対処法~アンガーマネジメント~」
子育ての際に意識しておくと良いこと
子育てではどうしてもストレスが溜まるものですので、やはりときには親がイライラしてしまうこともあります。そこで、子育てとイライラの関係をうまくコントロールしていく助けとなる5つのポイントをご紹介しましょう。これらを普段から意識しておくことで、親がストレスを溜めこみ過ぎて苦しくなりにくいといわれています。
1. 周りと比べない
「あの子はできているのに、うちの子は着替えがゆっくり過ぎる」「お隣さんはパートナーが協力的で羨ましい」など、特に初めての子どもの場合には、子育てについて周りと比べてしまうものです。
成長スピードはその子によって異なります。「去年よりも身長が○cm伸びたね」など、その子自身の成長に注目することをおすすめします。また、家庭の事情もそれぞれですので、パートナーとぜひ本音で都度話し合うことを心掛けましょう。
2. 全てを完璧にこなそうとしない
特に子どもが小さい時期は、子どもの世話も家事も仕事も完璧にこなすことは難しいものです。最初から大変だと分かっていることが理想通りに進まなくても、自分を強く責める必要はないのです。子育て中は、少し力を抜いてその都度対応していくようにすると、子どもも家族も自分も笑顔で過ごせるようになっていくでしょう。
3. 子どものいいところ・好きなところに目を向ける
育児や家事、仕事で忙しくしていると、親は目の前のタスクをこなすことで精一杯になり、「行動が遅い」「わがまま」など、つい子どもの短所ばかり気になりがちです。子どもも注意されてばかりでは、言うことを聞きたくなくなる可能性もあります。
そこで、次のような「発想の転換」で、子どものいいところを見るようにしていくのもおすすめです。たとえば行動が遅い子どもの場合には「丁寧に作業ができる素質がある」、わがままを言うことが多い子どもは「自分の意見をきちんと言える」といった発想に変えてみるのも1つの方法です。
4. 相談できるところを見つけておく
子育て中は、実家やママ友など相談できる相手がいると心強いものです。しかしなかには、パートナーが仕事で多忙だったり、実家が遠かったりなどの理由でワンオペ育児の方もいるかもしれません。各自治体では育児相談の窓口を設けていますので、育児でストレスや不安を抱えているときは遠慮なく利用しましょう。
ストレスを抱えこみすぎて眠れないといった状況の場合は、心療内科にいってみることも検討しましょう。
5. 子育てに関する情報サイトを活用する
インターネット上には、自治体や民間企業などが運営している子育てサイトや掲示板が数多くあります。普段からチェックしておくと、いざというときに慌てないのでおすすめです。
フコク生命でもママとパパを応援する情報サイト「フコク赤ちゃん&キッズクラブ」を運営しています。
「フコク赤ちゃん&キッズクラブ」とは、0歳~12歳までのお子さまがいらっしゃる方、または妊娠中の方を対象とし、育児に関する情報提供を目的としたフコク生命の会員制度です。
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まとめ
子育て中は忙しくてなかなか親が休む時間が確保できないものです。また、パートナーが協力的でなかったりすることもあるでしょう。こういったことが原因でついイライラとしてしまうのは当然のことです。特に、人に頼るのが苦手な方や、完璧にこなしたい方の場合には、育児でイライラが抑えられないこともあるかもしれませんので、自分へのご褒美を準備しておくなど、ときどきガス抜きをすることを心掛けましょう。
イライラの解消法としては、子育てや家事の分担についてパートナーと話し合ったり、アンガーマネジメントなどを取り入れたりするのもおすすめです。また「周りと比べない」「全てを完璧にこなそうとしない」「子育てに関する情報サイトを活用する」など、子育てでストレスを溜め過ぎないために普段から行えることも実践してみてはいかがでしょうか。ぜひ肩の力を抜きつつ、子育てを楽しめる環境づくりをしていきましょう。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社デジタルアイデンティティ