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女性のひとり暮らしは、男性よりもお金がかかる傾向にあります。
女性は防犯上、男性よりもある程度安全な住宅に居住する方が安心ですし、防犯グッズなども購入する必要があるためです。
また、美容や服飾にかかるお金も忘れられません。
この記事では、女性のひとり暮らしに必要な費用の相場や節約方法、女性だからこそ気をつけておきたいことなどを詳しく解説していきます。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
引っ越しにかかる費用はどのくらい?
まずはひとり暮らしを始めるときにかかる費用を確認しましょう。
引っ越しにかかる費用は以下の通りです。
例えば家賃6万円の家に引っ越した場合で考えてみます。
【図1】ひとり暮らしの初期費用(家賃6万円の場合)
敷金・礼金や引っ越し費用などは家賃や時期によって異なるものの、家賃6万円の住宅に引っ越すだけで、初期費用として60万円程度は必要になってしまうことは覚悟しておきましょう。
初期費用を節約する方法としてよく言われるのが「敷金・礼金がない物件を借りる」「家賃の低い物件を借りる」などの方法です。
しかし、女性の場合はできるだけ治安が良く、防犯設備の整った物件に居住する方が安心ですので安易に敷金・礼金や家賃で妥協すべきではありません。
引っ越し費用は時期によって異なり、3月や4月の年度末・年度始めは転居や転勤が多くなるので高くなりますが、閑散期である11月などは安くなります。できる限り閑散期を狙って引っ越しをしたほうが良いでしょう。
また、平日も引っ越し代が安くなる傾向があるので、平日を狙って引っ越すのもおすすめです。
家具や家電製品
「せっかくひとり暮らしを始めるのだから家具や家電にもこだわりたい」と考える女性は多いのではないでしょうか。
しかしブランドなど家具や家電にこだわってしまうと出費が大きくなってしまいます。安く抑えるのであれば家電量販店や大手家具店で揃えましょう。
ひとり暮らしに必要な家具や家電の相場は以下の通りです。
【図2】ひとり暮らし用の家具・家電相場
冷蔵庫 | 2万円〜5万円程度 |
洗濯機 | 3万円〜5万円程度 |
電子レンジ | 1万円〜2万円程度 |
炊飯器 | 5,000円〜1.5万円程度 |
掃除機 | 3,000円〜2万円程度 |
電気ケトル | 1,000円〜3,000円程度 |
テレビ | 2万円〜4万円程度 |
ドライヤー | 1,000円〜3,000円程度 |
テーブル | 3,000円〜1万円程度 |
ラック | 3,000円〜1万円程度 |
ベッド | 1万円〜3万円程度 |
自炊をするかどうかによっても、必要な家具・家電は異なりますが、10万円〜25万円程度の予算がかかることがわかります。
かわいいアイテムやおしゃれなアイテムを欲しいと思うものかもしれませんが、ブランド系は高いのが実情です。
洗濯機など、必要だけどデザインはそこまでこだわらなくていいものはできる限り安く仕入れることで、ひとり暮らしの初期費用を大きく抑えることが可能です。また、食器などの小物は100円均一でも買うことができ、おしゃれなデザインのものも多くあります。
家具・家電を購入するときにもある程度の節約意識も持ちながらアイテムを選ぶようにしましょう。
1ヵ月あたりの生活費の目安は?
ひとり暮らしをするのであれば、1ヵ月あたりの生活費の目安もしっかりと考えておきましょう。
ひとり暮らしの女性(社会人)の1ヵ月あたりの生活費の平均は以下の通りです。
【図3】1ヵ月あたりの生活費の平均(ひとり暮らし・女性・社会人)
食費 | 約3.8万円 |
水道光熱費 | 約1万円 |
保健医療費 | 約8,000円 |
服飾費 | 約1万円 |
美容費 | 約1万円 |
交通費 | 約8,000円 |
娯楽費・交際費 | 約3.7万円 |
通信費 | 約8,000円 |
保険料 | 約1.1万円 |
その他・日用品等 | 約1.5万円 |
合計 | 約15.5万円 |
[出典] 総務省:家計調査2019をもとに株式会社ぱむ作成
ひとり暮らしの女性は家賃とは別に約15万5,000円程度の生活費を支出していることがわかりました。
なお、家賃は手取り月収の2割程度と言われていますが、女性の場合は防犯面も考え、家賃を手取り月収の3割と設定しても良いかもしれません。
手取り月収が20万円だとすると、家賃は月6万円。生活費と合わせると貯蓄もできず赤字になってしまいます。
急な出費や将来への備えとして、貯蓄は大切です。まずは毎月の貯蓄額を決めましょう。1ヵ月の貯蓄額の理想は手取り月収の2割と言われています。
毎月の給与から貯蓄額を差し引いた額を生活費にあてるようにしましょう。
生活費はできる限り節約したいところです。なるべくストレスがかからないように、節約する項目としない項目に分けてしまうことをおすすめします。
女性は美容、服飾費の節約は難しいでしょうし、新社会人であればこれから新たな人間関係を作ることは大切なので、交際費の節約も難しいかもしれません。
最もおすすめの節約方法は通信費(携帯代)を安くすることです。
現在大手キャリアと契約しているのであれば、格安SIMに変えるだけでスマホの使用料は月額2,000円〜3,000円程度まで引き下げることが可能です。
また、生活費に占める割合の多い食費も節約したいところです。
ほぼ毎日支出するものなので、無理なく節約できるような方法を考えましょう。
参考に、ゲーム感覚でできる節約法をお伝えします。
まず1ヵ月の食費を設定し、それを週で割ります。1ヵ月の食費を2万円、1ヵ月が4週間とすると、1週間5,000円となります。
週の初めに5,000円を財布に入れましょう。その範囲内で1週間過ごし、次の週になるとさらに5,000円を財布に追加します。
このとき、先週の余りを取り出しても良いですし、そのまま財布に残しておいても構いません。毎週の余りを合算し、最終週に自分へのご褒美ランチやデザートに使ってください。
日常的に財布から支出するものとして、日用品費や雑費もまとめて同じ方法を使っても良いでしょう。
節約のコツは、無理なく続けられる方法を使うことです。
女性に必須!防犯グッズにかかる費用
女性がひとり暮らしをするのであれば、防犯グッズを自宅に備え付けたり、持ち歩くことをおすすめします。
主な防犯グッズは以下の通りです。
- 防犯ブザー:数百円程度
- 防犯スプレー(催涙スプレー):2,000円〜4,000円程度
- 護身棒:1,000円〜1万円程度
- スタンガン:5,000円〜3万円
どこまで用意するかは悩むところですが、少なくとも防犯ブザーくらいは持ち歩くほうが良いでしょう。また、万一寝ている間に不審者が侵入してきたときに備え、スタンガンをベッド脇に置いておくと安心です。
全て揃えようとした場合には5万円程度の支出が必要になります。
必要に応じて購入を検討してください。
まとめ
ひとり暮らしの初期費用で大きな支出は敷金・礼金です。
しかし、敷金・礼金を節約しようとすると、どうしても借りる物件のクオリティが落ちる傾向があります。
女性の場合には居住する住宅の安全性なども非常に重要ですので、ここを節約して安全性の低い物件に居住することはおすすめできません。
初期費用は引っ越し代を節約しましょう。
引っ越し代は閑散期を狙うことによって節約することができます。
また、引っ越しを機に家具・家電を一新する方も多くいますが、こだわりすぎてしまうと簡単に20万円〜30万円以上の高額支出になってしまいます。
安くおさめられるものはできる限り節約するようにしましょう。
生活費においても、ぜひこの記事を参考に携帯代や食費などを無理なく節約し、安全で楽しいひとり暮らしを満喫してください。
※本記事の内容は公開日時点の情報となります。
法令や情報などは更新されていることもありますので、最新情報を確かめていただくようお願いいたします。
記事提供元:株式会社ぱむ